Ayumi Hamasaki Sekai

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nmskalmn 29th May 2003 12:17 AM

Ayumi interviews and features in avex beatfreak magazine
 
A Song for XX, beatbreak Volume 132 - January 1999

Quote:

'98年4月8日「poker face」でデビュー。以降2ヵ月ごとにシングルを発表し、アーティストとして急成長をとげている浜崎あゆ みが、'99年1月1日にファースト・アルバム『A Song for ΧΧ』をリリース。このアルバムには、彼女が今まで感じてきた不安や疑問、思い、そしてこれからの未来に対 する願いが記されている。

アルバムのタイトル『A Song for ΧΧ(エイ・ソング・フォーΧΧ)』の意味から聞かせてもらえますか?
浜崎あゆみ(以下Aと省略):『A Song for ΧΧ』の“A”はAyuの“A”とAlbumの“A”です。“ΧΧ”は聴いてくれた人が、自分の好きなモノ や好きな人の名前、数字なんかをイメージしてくれればいいです。Ayuの中にも“ΧΧ”に当てはまる答えは 1つだけありますよ。でも、それを文字にしちゃうと、聴く人にとって、すごくイメージを限定してしまうから 、だから、みんな自分の姿を投影しやすいように“ΧΧ”にしたんです。

レコーディングはいつごろからしていたの?
A:9月の頭ごろからですね。

でも、そのころって、シングルの制作なんかがあったりして、忙しかったんじゃない?
A:そうですね。アルバムまでに「For My Dear...」と「Depend on you」のシングル2枚をリリースすることが決まっていたから、それと並行しながら制作してました。

それだけの過密スケジュールにも関わらず、全16曲、トータル約70分もの作品をつくってしまうのはスゴイ よね。
A:「For My Dear...」を歌番組で歌って、アルバムのレコーディングでまた歌って、「Depend on you」でまたまた歌って。歌って歌って歌っての毎日でした(笑)。だからちょっと声がかすれてる曲もある んです。

ヴォーカルも大変だったと思うけど、全曲作詞をするのはもっと大変だったんじゃない?
A: 書きたいことがいっぱいあったんでしょうね(笑)。

アルバムには、シングルを数多く制作している星野靖彦さんをはじめ、m.c.A・TやDA PUMPのプロデューサー、富樫明生さん、Every Little Thingの五十嵐充さんなど多彩な作家陣が参加してますよね。
A: 五十嵐さんも富樫さんも“はじめまして。よろしくお願いします”って感じではなくて、昔から知っている人た ちだったから、やりやすかったです。でも、2人とも確固としたイメージがあるから、彼らに負けないような詞 を書かなきゃっていうプレッシャーもありました。だから、あえてもらったDAT(音)を聴かなかった。聴い ちゃうと、きっとイメージが固まってしまうし。もともと詞を書く前にはすっごく曲を聴く人なんですけど、五 十嵐さんと富樫さんの曲に関してはそれをせずに、メロディーとかを大体覚えて、あとはレコーディングまで聴 かずに詞を書いたんです。

デビュー前にインタビューしたときと比べて、今は、自信に満ちあふれてる印象を受けるんですよ。なんかこう 、“キリッ”としたというか(笑)。きっと、この1年の成長や変化が、表情やしぐさはもちろん、詞や歌にも でているんじゃないかと思うんですけど。
A: そうですね。変わったと思います。1年前は、周りの人を信用してなかったですから。人と話すことがすごく苦 手で、“壁”をつくって距離を置いてました。でも、今は“Ayuはあなたのことを信じてます。だから、あな たも信じてください”っていうんじゃなくて、頼ったり頼られたり、そういう信頼できる人が自分の周りに何人 かできたし、“あなたに裏切られたら、もうしょうがないです”って言えるくらいの人もできた。きっと、その 人たちがAyuを変えたんだと思います。

それにしても、2ヵ月ごとにシングル、そしてその後アルバムというのは、すごいハイペースです よね。
A: この世界に飛び込んできて、2ヵ月に1枚シングルをリリースして、アルバムつくって。走って走って走って、 ときには引きずられながらって感じでした(笑)。でも、それをやってこれたのは、その信頼できる人たちがい て、支えてくれたおかげだと思ってます。決してAyuだけががんばったんじゃない。みんながAyuをがんば らせてくれたんです。だからこのアルバムができたんだと思います。

プロデューサーのmax matsuuraさんからレコーディングのときにいろいろとアドヴァイスを受けたと思うんだけど。いくつか 教えてもらえるかな。
A: たまに寝てましたけどね、口開けて…(笑)。どういうことでしょうかね??? でも、いてくれるとすごく歌いやすいんですよ。もう何年も前からAyuのことを知っててくれてる人だし、A yuが歌を歌おうと思ったのも、詞を書こうと思ったのも、そして歌うことができたのも、詞を書くことができ たのも、プロデューサーであるmax matsuuraさんが、“Ayuは歌える”“Ayuは詞が書ける”“おまえならできる”って励ましてくれ て、“Ayuはできるんだ”って思えたのがきっかけだし。はじめてなんです。“おまえはできる”って言って くれた人は。それまで(中学生や高校生のころ)はどっちかっていうと、周りの大人から“おまえは何もできな いんだから、何もしなくていい”って言われてたタイプでしたから。Ayuが変われたのは、励ましてくれたプ ロデューサーのおかげ。その人がレコーディングのときにいてくれると、たとえ寝てても、ひと言も発しなくて も、ちゃんとできるって思えるし、心強いんです。

 信頼できる人が側にいると、実力以上のモノがだせると。選曲や曲順なんかもプロデューサーとの相談で決め たの?
A:選曲も曲順もプロデューサーと決めました。何十曲もの候補曲の中から、プロデューサーが選んできて、その中 からAyuが選んでっていう作業でした。曲順は詞の内容で決めたかったんで、ほとんどAyuにまかせてくれ ました。Ayuが生まれたころから、今現在があって未来があるっていう曲の流れになってるんです。でも、最 後に「Present」を持ってくるっていうのは、プロデューサー的には譲れなかったみたいで すよ。

INTERVIEW:Kazuki Okabe

 1「Prologue」(作曲・編曲/星野靖彦)

 2「A Song for ΧΧ」(作曲・編曲/星野靖彦)
 アルバムをつくるときに、1番最初に制作したのがこの曲。Ayuは、いつもまず頭の中で詞を考えて、完ぺ きにでき上がってから書くんだけど、この曲は頭の中ではできてるのに、書けない。文字にするとすごくリアル になってしまって、そこまで踏み切るのにすごく時間がかかりました。
 詞は、子供のころを振り返って書いたモノで、そのころAyuが抱いていた疑問や不安、感じていたことがテ ーマになっています。もう昔のことだから、隠したければ隠しておけるし、カワイらしい子供にしてあげること もできたし、もっとキレイなお話にしてあげることもできた。だけど、嘘は書きたくないし、たぶんそれをやっ てたら、このアルバムはできなかったと思う。

 3「Hana」(作曲・編曲/星野靖彦)
 これは家にあった花を見て書いた詞です。思ったことをただ綴ったというよりは、その花に向かって、一所懸 命、箇条書きのように質問してる状態です。Ayuは今まで、花って水をあげないと枯れてしまうし、人に助け てもらわないと生きていけない、そういう依存型なところがイヤで、キライだったんです。少しは自分の力で生 きろ、ほんと弱っちい子だなぁって思ってた。
 でも、はじめはつぼみだった花が、キレイに咲いたのを見て、そのときに、“花はいつか散ることを知ってる からキレイに咲けるのか?”そうじゃなくて、“すぐに散ることを知らないからキレイに咲いているのか?”ど っちなんだろう? って考えたんです。で、Ayuは、きっと散ることを知ってるから、今キレイに咲くことができるんだろう。そ うだとしたら、きっとこの子は強いんだって。もしAyuが花だったら、1週間くらいで、真っ黒になって枯れ てしまうなんてイヤだし、きっと、どうせ…って思っちゃいますから。Ayuがキライなのを知ってても、それ でも、キレイに咲く花。そんな花を見てるときに、くだらないことで悩んでたりする自分をちっちゃく感じてき た。そんな思いが書いてあります。

 4「FRIEND」(作曲/星野靖彦 編曲/本間昭光)
 これは、デビュー曲「poker face」のカップリング曲です。もう、恥ずかしくて、プッ(笑)って感じです(笑)。アルバムを最初から 聴くと、この曲の声がちがうのがわかります。でも、このアルバム用に歌い直したくはなかったんです。「po ker face」よりも先にこの曲を録ったから、ほんと何もかもがはじめてだったし、ノドに血管が浮くくらいすご くがんばって歌った曲ですから。この曲を聴くたびに、そのころの自分を思い出して、懐かしさがこみ上げてき て、カワイイなぁって思いますね。

 5「FRIEND II」(作曲・編曲/五十嵐充)
 Every Little Thingの五十嵐さん作・編曲です。4曲目に「FRIEND」があって、次にこの「FRIEND II」。別に“続編”っていう訳じゃないんですけど、デビューする前につくった自分の思う「FRIEND」 という世界と、今のAyuが思う「FRIEND」はちがうと思うんです。この1年で、今まで生きてきた中で 1番多くの人たちと出会ったし、そのいろんな人たちといろんなことがあったから。だから、続編っていうより は、もう1つの「FRIEND」、「FRIEND(19歳~20歳)」って感じです(笑)。
 でも、はじめはそんなつもりでつくったんじゃなくて、書いて全部できあがって聴いてみたら、すごく「FR IEND」の世界観に似てるな、きっとこれが今のAyuが書く「FRIEND」なんだろうなと思ったのがき っかけだったんですけどね。

 6「poker face」(作曲/星野靖彦 編曲/本間昭光)
Debut Single '98年4月8日リリース
TBS系『CDTV』3月度オープニングテーマ
 「poker face」を書いたころは、“泣くのなんかいつでもできるし、みんなが泣いててもAyuは笑っててあげる” とか言ってたけど、Ayuが1番泣いてたかもしれない(笑)。きっと、そのころはすごく寂しかったんだと思 う。だからこそ、“強く見せよう”とか、“強くありたい”って詞にも書いてたんじゃないかなっ て。
 この曲とセカンド・シングルの「YOU」を聴くと、透明なガラスを思い出します。ガラスって家の大事なと ころに使われてて、風を防いだりするし、分厚くて頑丈で、すごく守ってくれてるような感じがするんだけど、 でも、割れるときは、バリバリって音を立てて、こなごなに砕け散るじゃないですか。2曲は、そういう繊細で 、危うい強さを持ったイメージがありますね。

 7「Wishing」(作曲/桑原秀明 編曲/本間昭光)
 Ayuは、簡単に人と打ち解けられる方じゃないから、友達とかをつくるのがすごく苦手で、友達になるまで にも時間がかかる人なんですけど、ちょうど「YOU」を歌っているころかな? ある人と出会って、友達になって…。その子に宛てて書いた詞がこの「Wishing」です。
 親友と呼べる人が、みんなにも1人はいると思う。友達がいないと生きていけないでしょ。Ayuにもいるし 、みんなにもきっといると思う。でもね、友達や親友は一生一緒に生きていくことはできない。たとえば、恋人 同士だったら、結婚して一生一緒にいることもできるかもしれないけど…。そんな友達に対して、あなたと一緒 に私が幸せになっていくんじゃなくて、あなたがあなたの1番大切な人と幸せになってくれるのを私は願ってい るし、それが私の喜びです、と綴ったのがこの作品です。
 
  8「YOU」(作曲/星野靖彦 編曲/本間昭光)
2nd Single '98年6月10日リリース
フォーカス2ウィークレンズCMソング
テレビ東京系『ASAYAN』エンディングテーマ
 デビュー曲の「poker face」と同時期に用意されていたこの曲は、Ayuにとって、“自分が歌を歌うんだ、歌手になるんだ”と 意識させてくれた作品。「poker face」とこの「YOU」は、誰かのことを癒したいと思ってる自分がいたりしたんだけど、今思うと、その ころほんとは自分が癒されたかったのかもしれない。詞にもでてますね、そういう悩んでいる部分が。レコーデ ィングのときには、体調を崩して、ヴォーカル録りがかなり難航して大変でした。

 9「As if...」(作曲/菊池一仁 編曲/本間昭光)
 「Depend on you」でも作曲をしているカズ坊の曲。Ayuがまだカズ坊に出会ってないころ、Ayuは勝手に、すごい太 ってて、ヒゲがモジャモジャって生えてるオジさんなんだろうなぁって思ってた。名前とかで勝手にそういう人 だってイメージしてた(笑)。だから、詞を書いてるときも、この曲はそのヒゲがモジャモジャのオジさんが書 いたんだろうなって想像しながら書いてた。だから、実物見たときはもうヤラれたって感じ(笑)。全然イメー ジとちがうんだもん。しかも、年齢は1コ上だし…。だから、それからは、“敬意を表して”カズ坊って呼ばせ てもらってます(笑)。
 カズ坊の曲は、アルバムでは「Depend on you」とこの「As if...」しかないんだけど、2曲ともすごく好きですね。Ayuの“好き好き細胞”をつっついてくるんで すよ。きっと、Ayuのツボをわかってるんでしょうね、カズ坊は。

 10「POWDER SNOW」(作曲/桑原秀明 編曲/本間昭光)
 これは、いわゆる世間に浸透しているAyuのイメージを壊そうと思ってつくった曲です。よく言われるんで すよ「Ayuの歌はいつも前向きで、さわやかで、元気で明るい」「応援歌やメッセージ・ソングを歌う存在だ 」って。もちろん、Ayuの歌でそうやって勇気づけられたりする人がいることはすごいうれしいし、すごいこ とだとも思うんだけど、でもAyuってそれだけじゃない。すごく落ち込むときだってあるし、ひとりで悩むこ ともある。いつも騒いでるわけじゃないし、いつもヘラヘラしている訳じゃない。
 「POWDER SNOW」で、伝えたかったのは、決してポジティヴでいることがいいことで、ネガティヴになることが悪いこ とだったり、カッコ悪いことだとAyuは思ってないよってこと。ひとりで考え、悩むこともときには必要だと 思うし。
 曲は静かな幕開けから、サビへ向けて、序々に盛り上がっていくドラマティックなバラードです。トラッキン グに参加するのは、このアルバムがはじめてだったんだけど、1番最後のギター・ソロは何小節にするかとか、 鐘の音を入れて下さいとお願いしたりとか最後までいろいろとアイデアや意見をだした作品です。

 11「Trust」(作曲/木村貴志 編曲/木村貴志・本間昭光)
3rd Single '98年8月5日リリース
花王ソフィーナ オーブ ルージュフィーリア CMイメージソング
 5月の終わりころに、ロスのホテルの部屋で詞を書いてたんだけど、ドンドン落ちていって書けなくなったか ら、プロデューサーやスタッフ、みんなを“外にでよう”って誘って、車に乗って4時間くらい同じ場所をグル グル回ってたときに書けたのがこの「Trust」。この詞は、何にも言わないで、だまって4時間も一緒に車 に乗っててくれた、そういうスタッフたちのあったかい空気の中でだからこそ、書けたんだと思う。書くことを 辛いと感じずにすんだし。ほんとはみんな、“まだかよ”って思ってたんだろうけど…(笑)。
 それと、詞ができあがったときに、1番最後のサビで“信じる”という言葉を2回も使っていて、それを発見 したときに“Ayuは、この曲でなんか変わるんだろうな”“何か信じられるモノをAyuは見つけたんだな” って思った。“信じる”という言葉を2回も使っている自分に驚いたけど、すごくうれしかったん です。
 プロモーション・ビデオは、前の2作よりもストーリー性を重視した作風。それと、プロデューサーから「今 まではあまり表情がないビデオだったから、いろんな表情のAyuをだしてほしい」って要望があったんで、泣 いてたり、笑ってたり、怒ってたり…いろんな表情のAyuが見られると思います。

 12「Depend on you」(作曲/菊池一仁 編曲/本間昭光・守尾崇)
5th Single '98年12月9日リリース
アトラスプレーステーション用ゲームソフト『サウザンドアームズ』テーマソング
TBS系『CDTV』12月度エンディングテーマ
 「Depend on you」は、“どうするの?”とか“気付いたの?”とか、シングルでは、はじめてクエスチョンマーク(?) がつく作品です。
 「poker face」や「YOU」では“強く見せてる自分”がいて、「Trust」は“信じる”という言葉を使うこと ができて、「For My Dear...」のときは“歌うことの意味”を考えた。そして、その次の'98年を締めくくる「Depen d on you」は? ってきたときに、Ayuはこの1年で何が1番変わったんだろう? って考えたら、それはやっぱり人を信頼できるようになれたことだと思った。で、そう考えたら、Ayuは自分 のことも信じられるようになったんだって思えた。だって、自分を信じられないと、人のことは信用できないで しょ? そうやって、自分を好きになることができて、自分を信じられるようになったんだと思ったときに、今までより も少し強くなった気がしたんです。
 今のAyuなら、誰かを受け止めることができるのかな? って。受け止めるって言っても、すごく弱ってたりする人を守ってあげて、あとはAyuがやっておいてあげる から、とかそういうことじゃなくて、何かにつまずいたり、迷ったり、立ち止まったりしたときに、自分のとこ ろに来て泣くのもいいし、怒るのもいい。何をしてもいいけれど、でも最終的に答えをだすのはあなたしかいな い。でも、そのときは私は背中を押しますよっていう。「Depend on you」は、そんな強さを今のAyuは少しだけ身につけたのかな? と思って書いたんです。

 13「SIGNAL」(作曲/桑原秀明 編曲/本間昭光)
 「SIGNAL」は、車を運転しているときに信号待ちで信号をボォーっと見てるときに思いついた曲です。 そのままですね(笑)。
 思い出っていつもキレイで、どんどん美化される。人間みんないいところだけしか思い出さないし、イヤなこ となんて都合よく忘れちゃう。それに、オジさんとかは「あのころはよかったなぁ」ってよく言うでしょ。でも 、そのころに戻ればきっとイヤなことや目をつぶりたくなることもあると思うんです。
 こういう仕事をしていると、いいと言う人もいれば、すごく大きなバツをだす人もいて、自分を評価されるこ とが多い。そういう大きなバツをだす側の人間のことが、気になりだすと、Ayuも“あのころはよかったな” って思うこともある。でも、よく考えてみれば、イヤなこともいっぱいあったし、忘れたい過去だっていっぱい ある。だからこそ、過去でもなくて、未来でもない、今を一所懸命生きよう。この曲は、そんなAyuからのメ ッセージが込められています。

 14「from your letter」(作曲・編曲/富樫明生)
 Ayuは手紙が好き。書くことも好きだし、もらうのもすごく好き。人から何か口で言われても、きっと明日 になったら忘れてるんだろうなとか、今、ノリで言っただけなんだろうなとか考えちゃう。だけど手紙はちがう 。手紙をもらうと、きっと書いた人は、書いたあとには読み返したんだろうなとか、そのときに自分の意思に沿 ってないものがあったら書き直すんだろうなって思うし、だからこの手紙はきっと本当なんだなって思える。そ れに、手紙は形として残るから、ヘタなことは書けないでしょ。Ayuにとって手紙はすごく重要なモノですね 。
 この曲を書こうと思った時期にも、ほんとに偶然すごくいろんな人から手紙をもらって、改めて手紙ってすご いなって思った。書き直してあったりするところを見るとちゃんと読み直すし、ここはちがったんだ、ほんとは こっちが言いたかったんだとか思ったりする。そんな手紙を読んでいるうちに、Ayuも手紙を書こうと思って できたのがこの曲。でも、“私”とか“あなた”とかっていう言葉にしちゃうと“ラブレター・”って感じでし ょ? そういうのじゃなくて、もっとさっぱりした手紙にしたかったから、“僕”って言葉をはじめて使ってみました 。

 15「For My Dear...」(作曲・編曲/星野靖彦)
4th Single '98年10月7日リリース
森永メレンゲショコラCMソング
 この曲を書かなきゃいけない時期には、前のシングル「Trust」を、自分の想像以上にみんなが気に入っ てくれて、それにビックリしちゃって対応できなくて、素直に喜べず、恐いと思っていた自分がいました。もち ろんうれしい気持ちもあるんだけど、“Ayuって何なんだろう?”“何でAyuは歌を歌うのか な? 昔から歌手にすごくなりたくて歌の勉強をしてきた人でもないのに…”とかいろいろ悩んだりもし ました。
 Ayuは小さいころからしゃべっていろいろ伝えるのが苦手で、ものすごい人見知りもする人で、すぐ真っ赤 になって下を向いちゃうような子だった。だから、いつも言いたいことが上手く言えなくて悔しい思いをしてき たし、どうやったらAyuの思ってることが人に伝わるんだろうとか、Ayuの存在を伝えるためにはどうすれ ばいいんだろうって思ってた。
 そんな自分の子供のころを思い出して悩んでたときに、そうだ今のAyuは歌を見つけたんだと思った。詞を 書いて、それを歌う。そのことに出会って、言いたいことを少しずつ少しずついろんな人に伝えられるようにな ったんだって。その気持ちを書けばいい、「For My Dear...」はそう思って書いた作品です。

 16「Present」(作曲・編曲/星野靖彦)
 『A Song for XX』は、最初15曲入りにして、この「Present」はシークレット・トラックにしようかって話もあっ たんです。ほんとに聴きたいって思った人は、アルバムの最初から最後まで全部ちゃんと聴くから、16曲目も あるんだって発見するけど、この曲だけって人はその曲しか聴かないから、発見できない。最後まで聴いてくれ た人だけにしか発見できない曲にしようかなって思ったんだけど、それもヤラシイかなって(笑) 。
 このアルバムは、Ayuが生まれたころから今現在があって未来があるっていう曲の流れになってるんですけ ど、その1番最後はどう締めくくろうかと思ったときに、浮かんだのはプロデューサーやスタッフの顔だったん です。その人たちがいたから、みんなの愛があったからここまでこれたんだ、アルバムがだせたんだって。だか らそれに応えたい、Ayuのことを支えてくれるみんなに感謝の気持ちを込めて詞を書きたいと思って書いたの が、この「Present」です。


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SurrealDreams 29th May 2003 12:30 AM

ayu-mi-x, beatfreak Volume 135 - April 1999

Quote:

ファースト・アルバム『A Song for ΧΧ』が120万枚を突破!! トップ・アーティストの仲間入りを果たした浜崎あゆみが、初の2枚組リミックス・アルバム『a yu-mi-x』を3月17日にリリース!! “リミックス・クラブサイド”の「ayu-mi-x」と“アコースティック・オーケストラサイド”の「あゆ・み・っくす」からなるこの作品について彼女の思 いを聞いてみた。


 まずは、120万枚を超えるセールスを記録中のファースト・アルバム『A Song for ΧΧ』の反響について聞かせてもらえますか?
浜崎あゆみ(以下Aと省略):よく、人から“スゴイね”とか言われるんだけど、実感は全然ないんです。それにね、たと えばどこかのショップのお姉さんがAyuのアルバムをかけてくれてるとするでしょ? でも、それを聴いても、“自分の歌だ!!”っていう聴き方ができなくて“浜崎あゆみのアルバムだ!!”、“ アッ『A Song for ΧΧ』だ!!”っていう客観的な感覚で聴いてる(笑)。正直言うと、Ayu自身が『A Song for ΧΧ』をだした浜崎あゆみについていけてないと思う。だから、両手挙げてバンザイ!! っていうよりは、もがいてるって感じ。

  それは、ホントの実体であるAyuよりもアーティスト・浜崎あゆみが2歩、3歩先を行って る感じ?
A:うん。見当もつかない状態になってる(笑)。

  確かに、向こう(アーティスト・浜崎あゆみ)はものすごいスピードで加速してるし…。でも、今年の浜崎 あゆみはさらに加速していくって聞いたけど。
A:今年は、毎月何かしらをリリースしたり、展開したりする予定です。  去年の倍のペース!! A:そう。その忙しさに今の自分が追いつけていなくて、もがいてるところもあるんだけど、ごまかしたりとか 、忙しいから後回しとか、気がついたら終わってるなんてことにはなりたくない。それに、実体である“Ayu ”と“浜崎あゆみ”が離れてしまった、みたいなことにもなりたくないしね。

  ここで、その距離を埋めるか、もしくは詰めないとね。
A:1度離されたら追いつけないと思うから、がんばってます。

  そんなハードなリリース・ラッシュが続く中で、また新たなアイテム、初のリミックス・アル バム『ayu-mi-x』がリリースされましたね。
A:いろんな人に“リミックスって曲の世界観やイメージもあるし、自分のヴォーカルをバラバラに崩されたりする のイヤでしょ”とか言われるんだけど、そう言われてみて“そうなのかなぁ?”って思うくらいで …。

  自分で聴いてみた感想はどんな感じ?
A:自分の書いた詞の1番と2番が逆になってたり、ヴォーカル(声)も1つの素材みたいに聴こえた。今回このリ ミックス・アルバムを聴いてみて、リミキサーの人たちをスゴク尊敬しましたね。

  自分にないセンスや才能、技術や感覚を持ってる人って、スゴイなって思うよね。でも、逆にリミキサーの 人たちからすれば、歌が歌えて、詞も書けるっていうのは、素晴らしい、尊敬に値することなんだ と思うよ。
A:うん。そう言ってもらえるとうれしい。

  『ayu-mi-x』はこんなにイジッちゃっていいの? ってくらいすべての曲が個性的だよね。
A:もう、みんな作曲家だよね。

  リアレンジ、リミックスというよりは、生まれ変わって新しい曲になってる。
A:詞もいきなりBメロの真ん中の方のひと言だけ抜いてたりして…(笑)。きっとこのリミキサーはこの言葉がス ゴク心に残ったんだろうなってわかる。あと、1番最後までちゃんと聴かないと、どの曲なのかわからないのも ある。

  イントロがすっごく長い曲も。
A:そうそう。リミキサーの人が好きな言葉、単語しか並べてなかったりするから
、この曲、なんだろう?? って。

  『A Song for ΧΧ』をつくった人がそうなんだから、歌えるくらい聴き込んでいる熱狂的なファンの人でも、きっとそういう のはあるんだろうね。
A:絶対みんなもあると思う、“これなんの曲だっけ”っていうのが。正直、最初にプロデューサーの max matsuuraさんからリミックスの話を聞いたときは、抵抗があったんだけど、全然OKって感じ。

  プロデューサーの中では、きっと“リミックス・アルバムをだそう”って思ったときに明確なヴィジョンや サウンドが浮かんでいたんだろうけど、それを人に寸分の狂いもなく伝えるのってスゴク難しいし、“リミック ス・アルバムをつくるんだよ”、“『A Song for ΧΧ』がクラブ風のサウンドになるんだよ”って言われても、どんな風に曲が変わって、どんな風に仕上がって くるのか、言葉だけではまったく想像がつかないもんね。
A:そうなの。今回のリミックス・アルバムは、Ayuとプロデューサーとで話し合って決めたことなんだけど、A yuはリミックスとかよくわからなくて…。でも、何年、何十年も音楽、ダンス・ミュージックに関わってきた プロデューサーが、リミックスっていうジャンルについて時間をかけて、一所懸命説明してくれたからスゴク納 得できた。

  でね、今回のリミックス・アルバムは2枚組で、“リミックス・クラブサイド”とは別に、もう1枚“アコ ースティック・オーケストラサイド”というアコースティック・ヴァージョンを収録した「あゆ-み-っくす」があるじゃない。これも面白い試みだよね。
A:2枚組なのが?

  だって、クラブ風にアレンジされたサウンドとアコースティック。技術を駆使したリミックスと、楽器だけ で構成したシンプルなアコースティックって対極にあるようなモノじゃない。どうして、その両方を取り入れた の?
A:Ayuは、アコースティックのようにシンプルな感じのモノが好きだから、プロデューサーに“リミックスをや るんだったら、アコースティックもやろうよ!”って。

 結果、その意見が採用されたと。
A:そう。アコースティックの方はバイオリンの音しかないのもある。聴く人にとってはその方が面白いんじゃない かなって思って。

 プロデューサーとアーティスト、2人の意見がまとまって、2つの異なるモノが1つになった訳だけど、結果 的には大成功だと思うよ。斬新だし。
A:どんどん面白いことはやっていきたいと思う。

 それにいろいろ意見を言えたり、アイデアを取り入れてもらったりできる状況っていうのは、きっといい状況 なんだと思うよ。
A:うん、そう思う。言いたくても言えない人もいると思うし、言ったところで、聞き入れてもらえない人もきっと いるしね。

 『A Song for ΧΧ』が世間に認められたから、この話が浮上したんだと思うし。DJの人たちだって、素材がよくなきゃ、リ ミックスのしようがないしね。でも、これだけいろんなタイプの個性的な曲があるとどのリミックスやオーケス トラ・ヴァージョンが1番人気なのか集計したくなる。
A:そうだねぇ、やりたいね!!

INTERVIEW:Kazuki Okabe

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[Edited by AHS Staff]
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SurrealDreams 29th May 2003 12:30 AM

LOVEppears, beatfreak Volume 142 - November 1999

Quote:

11月10日、ファン待望のセカンド・アルバム『LOVEppears』と30万枚限定のマキシ・シングル 「appears」を同時リリースする浜崎あゆみ。約10ヵ月ぶりとなるビートフリークへの登場。そこで彼 女は、アルバムについて、サウンドや詞の変化。プロデューサーについて語ってくれた。

 まず最初に、セカンド・アルバム『LOVEppears』というタイトルの由来から教えても らえる?
『LOVEppears』は、LOVE(愛)とappears(~のように見える)という単語をミックスし て、Ayuがつくった造語だそうだけど、これにはどういう意味が込められているの?

浜崎あゆみ(以下Aと省略):タイトルの『LOVEppears』は、“愛のように見えるモノ”と、“目に見えるモノ とのギャップ”という2つの意味を込めて付けたんです。LOVEはジャケットのデザインを考える時に使おう と思った言葉で、“LOVEppears”にしたのは、タイトルで悩んでた時に、“英語の単語はAとBをく っつけて新たな言葉Cが生まれることがあるんだよ”って教えてくれたスタッフがいたから。じゃあ、Ayuが “LOVE+appears=LOVEppears”って新たな単語をつくってもいいかなって思って…。

 当初から決めていたLOVEにappearsを加えたのはどうして?
A:ジャケットの撮影でニューヨークへ旅立つ前、車の中から窓の外を眺めてた時に、スゴク幸せそうなカップルが いたんだけど、でも、実際の2人はひょっとしたら、今、重大な危機に面しているかも知れないし、ホントは別 れ話をしている最中かも知れない、そう感じた自分がいて“~のように見える”の意の単語“appears” を付けたの。実際に接してみないと、触れてみないとわからないこと。見かけやイメージだけで、勝手に良い風 にも悪い風にも判断してしまうことが多いけど、本当はそうじゃないんだなってこと。

 まさに“目に見えるモノとのギャップ”。でも、そういう風に第三者的に物事を捕らえ、感じたりする詞の書 き方はファースト・アルバムのころにはなかったよね。ちなみに僕は、その傾向は「TO BE」で少し、「Boys & Girls」辺りからは比較的ハッキリと表れてきたと思うんだけど、Ayuはどう思う?
A:うん、変わってきてると思う。

 それは自然発生的に変わったと思う? それとも自分が変えようとした結果そうなったと思う?
A:いろんなことを吸収して成長した後変わった、というよりは、自分はファースト・アルバムから何を吸収したの か? また、この1年で何が起きたのか? そういうのを日々考え、意識して、把握した上で、自分自身が変えよう(変わろう)として詞を書いていたから 、その結果じゃないかって思ってる。

 サウンド面では、マキシ・シングル「Boys & Girls」の辺りから、ハード・ハウスやレゲエなんかのテイストを取り入れたリミックスを数多く収録する ようになったね。
A:あれは、セカンド・アルバムにもそういうテイストの音を入れようというプロデューサーの考えでそうしたの。 王道のリミックスとコアなアレンジの両方にしたのは、最近、そういう音づくりを始めてからAyuを好きにな ってくれた人たちと、デビュー当時からずっとAyuのことを応援してきてくれた人たちみんなにわかりやすく 伝わるようにと思って。

 このアルバムの伏線だったと。
A:うん。あと、『A Song for ΧΧ』のころは、例えば悲しい時、切ない時は“とても悲しいです、切ないです”って伝え方をしてた。静かに 泣いて、静かに傷ついて、静かに悔やんでたり。でも、『LOVEppears』では、悲しみや、切なさを激 しい音で表現したり叫んでたりする。切ないという点だけ見れば変わりがなかったりするんだけど、でも今年の Ayuはスゴクそういうテンションだったから、そうしてた。ただ、今回のアルバムがそうだからって、次回も そうなのか? っていうとそれはわからない。もしかしたら次のアルバムはファーストのころの音に戻るかもしれないし、別の 方にいっちゃうかもしれない。

 ところで、このインタビューをする前にプロデューサーであるmax matsuura氏に聞いたら、彼は“Ayuは細かな裏方的作業まですべて自分でやっているし、Ayuのや ってることはもうプロデューサーの域まで達しているから、ホントはProduced by ayumi hamasakiと明記してもいいと思っている”って言ってたんだけど、それについてはどう思う?
A:何度か“Produced by ayumi hamasakiにしろよ”って言われたことがあるんだけど、Ayuはプロデューサーはmax matsuuraじゃなきゃ意味がないと思ってる。実際何かをやって表現するのは、Ayuだったりもするけ ど、でも、なぜそれをするのか? 自分をそこまで動かしてるのは何なのか? って考えたら、それはやっぱりmax matsuuraだと思うし…。だから、自分も含め、他の人間がプロデュースする浜崎あゆみには、Ayuは 興味がないんだよね。

 そんな言葉を言ってもらって、きっと、max matsuura氏はプロデューサー冥利につきるんだろうね。では、最後にアルバム・リリース後、2000 年はどんなスケジュールになってるの?
A:アルバムを出してからは、また始まりっていう感じで、シングルを何枚かリリースする予定。それからは…。う ~ん、きっと何か…あると思う(笑)。

 意味シンな“何か…”だね。
A:うん。でもそれはまだ秘密。

PHOTOGRAPHY:Toru Kumazawa
INTERVIEW:Kazuki Okabe


1:「Introduction」
(作曲・編曲:HΛL)

2:「Fly high」
(作曲:D・A・I/編曲:HΛL)
 この「Fly high」には、Ayuのラップ!! が入ってる。きっと雑誌とかに“浜崎あゆみ、ラップに挑戦 !!”みたいな感じで書かれるんだろうな(笑)。最初、その部分は間奏にしようと思ったんだけど、作曲をし てくれた長尾さんの、デモ・テープに仮で入っていた英語ラップがスゴク良くて、自然と“その英語ラップの所 はAyuが書いたラップ詞にしよう”って話になった。でも、いざ書こうと思ったら、書けなくて…。ずっと悩 んでた。いつも書いてる詞とはちがうから難しくてね。それに、何も知らないのに自分の薄い知識だけで、韻を 踏むようなモノを書くのは、スゴクいやだった。だから、Ayuの独り言みたいな感じにしてみた。聴く人によ ってはラップには聴こえないのかもしれないけど、歌ってないAyuの声も聴いてほしい、聴かせてあげたい、 そう思ってつくったんですよ。

3:「Trauma」
(作曲:D・A・I/編曲:鈴木直人、D・A・I)
 「Trauma」は、「A」の4曲の中で最も詞が書けずに悩んだ曲。CM用にサビを書いた時には、前向き でカワイらしく“跳ねた感じ”が上手く表現出来たんだけど、全編を書く時にはなかなか同じ気分になれなくて …。詞も浮かんで来ないし、集中も出来なくなってた。そんな時、今回は“こういうことを伝えたい。でも、心 の中にはこんなモヤモヤがある”って、Ayuが今、感じていることや書けずに悩んでいるありのままの姿を出 そうって思ったの。残酷とか狂気とか、それまでAyuが使わなかった言葉たちは、もっとやわらかい表現にし ようとか、別のわかりやすい言葉に置き換えた方がいいんじゃないか? っていろいろ考えたんだけど、今の正直な自分の気持ちを伝えるためには、この言葉の方がいいと思ったから、 あえてそのまま使ってます。

4:「And Then」
(作曲:星野靖彦/編曲:菊地圭介)
 例えば、工事中・建設中のビル。そういった誰が見ても未完成なモノではなく、自分にしかわからない、まだ 出来上がっていないモノ。他人からは、すでに完成形に見えたりするモノでも、その当事者の中では、まだ完成 に至らないコトやモノ。「And Then」でAyuはそれを表現した。
 「TO BE」に出てくる“いびつ”や「And Then」の“不完全”。Ayuはきっとそういう言葉を愛する傾向があるんだと思う。詞の書き方としては、 もちろん真剣に書いてはいるんだけど、真面目にふざけてるって感じ。“なんて言いながら la la la...”の部分は、Ayu流の真面目な遊び。あと、これは、気がつかない人も多いかもしれないけど、“ いつまでも同じ様なところにはいられない”っていう歌詞は、ファースト・アルバム『A Song for ΧΧ』に入っている曲の、どこかに出てくるよ。

5:「immature<Album Version>」
(作曲:菊池一仁/編曲:HΛL)
 「And Then」と同じ日に詞を書いた「immature」(<人として>未熟という意味)。これは、ファースト ・アルバムのころすでにあった曲で、ファーストに入れようか迷ったこともあったし、その後、シングル・カッ トをしようという話も出た曲。今回やっと世に発表することが出来たんだけど、誕生した時から1年以上の長い 歴史がある作品だから、当時のイメージが強くて、新たに詞を書くのがスゴク大変だった。同じ日に書いた「A nd Then」とはテーマも一緒なんだけど、この「immature」はどっちかっていうと、メジャーで明るい 感じの曲。不完全なことに対してスゴク純粋に真剣に向かい合ってる姿を描いた作品。一方の「A nd Then」は、マイナーな曲調で、不完全なことに対して、冷めた目で見ている自分を表現してます。

6:「Boys & Girls」
(作曲:D・A・I/編曲:鈴木直人、D・A・I) Ayuにとって初のマキシ・シングル。こ の「Boys & Girls」でAyuを知った人も多いんじゃないかな? 通常シングルのジャケットはスタジオで撮影することが多いんだけど、12センチの正方形であるこの作品は、 “正方形でなければ表現出来ない写真・デザインにしよう”ということで、なぜか、似合わない海(笑)で撮影 した。
 このころは、仕事やプライベートで、いつもスゴク難しい顔をしてたと思う。「Boys & Girls」がAyuにとっての転機になるのがわかっていたから、どうしていいかわからなかったし、そんな わからない自分を見られないためにもバリアを張ったりしてた。でも、そのころは自分がそんな難しい顔をして るんだって、まったく感じてなかった。今は…以前振り返ってそう思えるってことは、きっと、自然と穏やかな 顔をしてるんじゃないかなと思えるけどね

7:「TO BE」
(作曲:D・A・I/編曲:鈴木直人、D・A・I)
 今やDo As Infinityとしてデビューを果たした長尾さんに書いてもらった初めての曲。長尾さんの第1印象は、“ 大きな壁”(“乗り越えられない大きな壁”ではなくて、ホントに見た目がデカイという意味。ゴメンナサイ、 長尾さん(笑))。
 「TO BE」はコーラスが、今までのシングルよりも厚い音で入ってたんだけど、みんなは気が付いた? あと、「TO BE」のころは、当時Ayuの中でブームだった、70年代っぽい雰囲気の衣装で、頭にスカーフを巻いて歌番 組に出演することが多かったな。

8:「End roll」
(作曲:D・A・I/編曲:鈴木直人、D・A・I)
 Ayuは、映画の結末を知ってしまうのがコワくて、エンディングまで観ることが出来ずに、いつも途中で映 画館を出ちゃう。ホントは(エンディングまで)見たいんだけど、こうだと思っておきたい、自分がイメージし た結末のままでいたい、っていう気持ちが強くて…。って、書くとカッコいいんだけど、ホントは、最後までい ると出口が混むなとか、明るくなっちゃうとか、しょうもないことを気にしてる。素直じゃないね(笑)。でも 、それが、とても今のAyuを象徴してると思った。いつもどこか強がっていて不器用。ホントはやりたいこと があるのに、しょうもないことを気にして、肝心なことが出来ずにいる自分。「End roll」には、そんなAyuが“いつの日か映画の最後に流れるエンド・ロールを観れるようになれたら”と いう願いも込めています。

9:「P.S II」
(作曲:桑原秀明/編曲:HΛL)
 この「P.S II」は、ファースト・アルバムに入ってた「POWDER SNOW」の続編。ファースト・アルバムをリリースした後、「LOVE~Destiny~」や「TO BE」からAyuを好きになってくれた人は、まず、この曲を聴いてから「POWDER SNOW」を聴くっていう順番かもね。デビュー当時からずっと応援してくれてきた人たちには、Ayuとの“ 暗号”のような位置づけの曲になってくれればいいなと思ってつくった。静かな「POWDER SNOW」に対して激しい「P.S II」。サウンド的には完全に別物の2作品を聴き比べてほしいな。
 感謝する気持ちを、そのままの言葉で表現するんじゃなくて、一番近い別の言葉に置き換える。そんな所も今 年のAyuを象徴してるんですよ。

10:「WHATEVER<Dub's 1999 Club Remix>」
(作曲:菊池一仁/編曲:宮崎"D・M・X" 泉)
 これは、'99年最初のシングル。<Version M>というリミックス・ヴァージョンを1曲目に収録した、今までのAyuの作品とは少しちがったアプローチ をした作品。初めはオリジナルの<Version J>が1曲目で、そのリミックスの<Version M>を2曲目に収録する予定だったけど、上がってきたリミックスを聴いてみたら、オリジナルに負けないくら い良くて、特に、“凍えそうで目を閉じてた”の“た”のリフレインは、当時のAyuにとって斬新だった。リ ミックス・ヴァージョンを1曲目に入れることは、みんなが受け入れてくれないんじゃないか? っていう不安もあったんだけど、予想以上に好評で良かったなって思ってます。

11:「too late」
(作曲:D・A・I/編曲:鈴木直人、D・A・I)
 「too late」と「End roll」。この2曲は、Ayuが表現したい世界や使いたい言葉に合ったイメージの楽曲を選ぶ、といういつ もとは逆の手法でつくりました。いわゆる、詞先ってやつ。“too late”は直訳すると“遅すぎる”で、悪い意味にとられることが多いけど、今回は何かに間に合わなかった としても、人は歩いた分だけ、時間が経過した分だけ経験をしているし、状況や環境も変わってる。間に合わな かったこと、遅すぎたことが、結果的に良い場合もあるし、その後、可能性が広がることもあると思う。もちろ ん、何もしないでただ待ってるだけじゃダメだけど…。Ayuが感じた、いい意味での“遅すぎること”、スピ ード感あふれるこの曲には、そんな思いを込めてます。

12:「appears<Album Version>」
(作曲:菊池一仁/編曲:HΛL)
 歌う前に、歌詞を確認しなくて済むぐらい頭に入っている作品(笑)。今までのAyuの作品には、“私”や “あなた”、“君”といった主人公が登場して、彼らの揺れ動く気持ちや今こう思ってます、といった“心の内 側”を歌うことが多かったんだけど、この「appears」では初めて“恋人達”っていう言葉が出てくる。 一見幸せそうに見える恋人達が過ごす、ごく当たり前の日常。それを遠くから第三者的に見ている感じ。ちなみ に30万枚限定のマキシ・シングル「appears」は、このアルバムに収録されているのとは別ヴァージョ ンだよ。  あと、“キス”って言葉を使ったのも初めて。プロモーション・ビデオの撮影で歌った時はスゴク 照れたね(笑)。だから、歌番組で「appears」を歌っていたら…要注目。

13:「monochrome」
(作曲:D・A・I/編曲:鈴木直人、D・A・I)
 「monochrome」は、“おとぎ話”をテーマに書いた曲。子供のころAyuは、お姫様はカッコいい 王子様と結ばれていいなぁ、と思ってた。でも、大人になった今は、きっと、そんなにうらやましいことばかり じゃないだろうし、それはそれで大変だろうなと思うんです。キレイなドレスを着れたり、美味しいモノを食べ れたりすることがお姫様にとって幸せなことだったのかな? って…。“楽しくて悲しくてそして優しいストーリー”。それが、今、Ayuが抱いているおとぎ話のイメージ 。いろんなモノを手に入れることは出来たけど、その分、失うモノももちろん多い、みたいな感じ 。

14:「Interlude」
(作曲・編曲:鈴木直人)

15:「LOVE~refrain~」
(作曲:TSUNKU/編曲:鈴木直人)
 これまで、Ayuは「LOVE~Destiny~」に対して、自分の曲なんだけど、どこか完全に自分の曲 になりきっていない、そんなイメージを持ってた。でも、今回「LOVE~refrain~」をつくり上げる ことが出来て、やっと「LOVE~Destiny~」を自分の曲なんだって自信を持って思えるようになった し、冷静に受け入れることが出来た気がする。
 実は、この「LOVE~refrain~」は、「LOVE~Destiny~」が生まれる前からあって、 Ayuが思うLOVE(愛)や、つんくさんの曲から受けたイメージで書いたものなんだよね。
 あと、この曲はアルバムの中で最後に歌入れをした作品で、レコーディングはニューヨークでやった。いつも とはちがう環境や空気。ただそれだけのことなのかもしれないけど、「LOVE~Destiny~」の時とは またちがった形で、強い感じの「LOVE~refrain~」になったと思う。

16:「Who...」
(作曲:菊池一仁/編曲:鈴木直人)
 愛なのか愛じゃないのか? 同情なのか慣れ合いなのか? そういう自分が抱いたテーマに対しての最終的なまとめ、答えみたいな感じで書いたのがこの曲。“Who”の 後に“...”とピリオドを付けたのは、言い切った感じにしたくなかったから。日本語で言うと“う~ん…” みたいな感じ? はっきりしてない所を表現したかった。それと、“Aなんだけど、実はAじゃないかもしれない”、そういう意 味合いも含ませてる。
 あと、最後に。最後のようで、最後じゃないappears(笑)。これはAyuからみんなへのメッセージ 。その意味はきっと30秒後にわかります…。

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nmskalmn 29th May 2003 01:56 AM

ayu-mi-x II, beatfreak Volume 146 - March 2000

Quote:

3 月8日、浜崎あゆみのリミックス・アルバム『ayu-mi-x II』が3タイトル同時にリリースされる。海外のリミキサーによる作品を収録した『US+EU』、日本人リ ミキサーによる作品を収録した『JPN』、そしてアコースティック・ヴァージョンを収録した『Acoust ic Orchestra』だ。さらに、3月29日には2枚組の『Non-Stop Mega Mix』もリリース予定。浜崎の音世界をさらに楽しくしてくれる、リミキサーの紹介を簡単にしていこ う。

 ★『ayu-mi-x II version US+EU』

●Hex Hector
01 「Boys & Girls<Main Radio Mix>」
12 「kanariya<Main Radio Mix>」
 ニョーヨーク・ハウス・シーンでDJ/リミキサーとして活動するヘックス・ヘクター。トライバル調のハウ ス・ミックスを得意とする。その本領を発揮したリミックス。

●Soul Solution
02 「too late<Soul Solution Remix>」
 ボビー・ガイとアーニー・レイクの2人組ソウル・ソリューション。こちらもニューヨークを本拠とするハウ ス・リミキサーだ。

●Junior Vasquez
03 「appears<Junior's Appears On The Air>」
10 「Boys & Girls<Junior's Radio Version>」
 流行の早いニューヨークで15年以上の長きに渡り、トップDJとして君臨し続けるハウスDJ/リミキサー 、ジュニア・ヴァスケス。大御所の技の冴えを見せてくれる。

●ORB
04 「monochrome<Orb 7" Vocal Mix>」
 オーブは、アレックス・パターソン、ジミー・コーティを中心としたユニット。アンビエント界を引っ張る重 要アーティストとして活動中。浮遊感あふれるリミックスを聴かせてくれる。

●HARDKNOX
05 「End roll<Mumu Dub Mix>」
 ブレイクビーツ錬金術士として人気を集めるハードノックスは、リンディ・レイトンとスティーヴ・プロクタ ーの2人によるユニットだ。イントロから圧倒される。

●EBOMAN
06 「Fly high<SAMPLE MADNESS REMIX 2>」
 “サンプル・マッドネス”の異名を持つ、オランダはアムステルダム出身のイーボマン。そんな異名通り、細 かいヴォーカル・サンプリングを多用したビッグ・ビート。

●Rhythm Masters
07 「And then<Rhythm Masters Vocal 7inch Mix>」
 ロバート・ブルース・チャットカティとスティーヴ・マッギネスによるリミックス・チーム、リズム・マスタ ーズ。ロンドンを中心に活動中。大箱映えするアッパーなハウス・ミックス。

●System F
08 「WHATEVER<Ferry 'System F' Corsten Vocal Edit Mix>」
 「OUR OF THE BLUE」の大ヒットで知られるシステムFは、フェリー・コーステンのソロ・プトジェクト。ダッチ・トラン スの旗手として、次々とヒット曲を送り出している。

●Vincent De Moor
09 「Fly high<Vincent De Moor Remix Radio Edit>」
 オランダ生まれのヴィンセント・デ・ムーア。アーティスト/DJ/リミキサーとして、オランダのトランス 界を支える中堅どころだ。

●Thunderpuss
11 「Trauma<Thunderpuss remix>」
 ロサンゼルスを本拠に、今売り出し中のハウス・リミキサーと言えば、このサンダーパス。クリス・コックス とバリー・ハリスの2人がつくりだす、イケイケ(死語?)なノリは必聴!

●Mad Professor
13 「Who...<Who Dub It?>」
 10代のころから活躍しているマッド・プロフェッサー。ダブ界の第一人者として、日本でもレゲエ界での認 知度は高い。“浜崎あゆみΧダブ”という意外性の大勝利!

★『ayu-mi-x II version JPN』

●Yukihiro Fukutomi
01 「Trauma<YUKIHIRO FUKUTOMI REMIX>」
 福富幸宏は、PIZZICATO FIVEの小西康陽の片腕として、いわゆる渋谷系の作品で腕をふるうアーティスト/マニピュレーター/リミ キサー。

●Satoshi Hidaka from GTS
02 「Fly high<Groove That Speed Mix>」
 GTSサウンドの中核をになう日高智。疾走感あふれるハウス・ミックスを聴かせてくれる。

●MINT meets HOW
03 「immature<CLUB BAHIA MIX>」
 MINT(Small Circle of Friendsの富田譲のリミキサー名)と、インディーズで活動しているバンド、HOWによるリミックス。 アコースティック・ギターやボトル・ネック・ギターをフィーチャーし、さらにトライバル・フレイヴァーを振 りかけた不思議なリミックス。

●LaB LIFe
04 「too late<LaB LIFe Remix>」
 ヴォーカル/ギターの大谷友介とベース/DJの大舘健一の2人組ユニットLaB LIFe。2月に解散を表明した彼らだが、ここではエレクトロなLaB LIFeワールドを展開。

●THE GROUPE feat. 曽我部恵一
05 「Boys & Girls<Inskadisco mix>」
 70年代風のアコースティックな音を聴かせてくれるサニーデイサービスのヴォーカル・曽我部恵一が中心と なって行った、ホーンをフィーチャーしたスカ・リミックス。

●田中知之(Fantastic Plastic Machine)
06 「WHATEVER<FPM's WINTER BOSSA>」
 世界中をまたにかけ活躍する田中知之(ファンタスティック・プラスティック・マシーン)。彼の個性が活か されたボサノヴァ・スタイルのリミックスを聴かせてくれる。

●tosh masuda
07 「End roll<da urban maesto mix>」
 アレンジャーとして様々なアーティストに関わってきたtosh masuda。U.K.のクラブ・シーンとつながりが深く、ドラムン・ベース仕様の本作も、本場ロンドンで ミックス作業を行った。

●CMJK
08 「Who...<Blue Obsession Mix>」
 電気グルーヴを脱退後、CUTEMAN、Confusionなどのテクノ・ユニットを経て、現在はAle c inc.として活動しているCMJK。夕陽の似合うダビーなリミックスに仕上がっている。

●Nord Rider
09 「And then<Future Disc Mix>」
 デリック・メイの来日時にはサポートDJを務めるなど、関西を中心に活動。'96年には自らのレーベルを 立ち上げている。ベースのうねりが心地よいテクノ・リミックスを聴かせてくれる。

●D-Z
10 「monochrome<D-Z WHITE INSTINCT Mix>」
 浜崎作品のリミックスではおなじみD-Zによるハード・ハウス・リミックス。イントロからいきなり圧倒されてしまう。派手さでは、『JPN』中一 番かも。

●DJ-TURBO from GTS
11 「appears<DJ-TURBO Remix>
 GTSのDJ-TURBOによるリミックス。今回は、8分以上あるトライバル・ハウス・ミックス。

●Izumi "D・M・X" Miyazaki
12 「P.S II<Dub's Kingship Remix>」
 ジャンルにこだわらず、常に新しいリミックスをつくり続けるダブ・マスターXこと宮崎泉。小玉和文らとと もに、ミュートビートとして活躍していたことは有名。

★『ayu-mi-x II version Acoustic Orchestra』

01 「Fly high」
02 「Who...」
03 「Boys & Girls」
04 「TO BE」
05 「And Then」
06 「End roll」
07 「immature」
08 「appears」
09 「End roll<Inst. mero version>」
10 「TO BE<Inst. mero version>」
11 「appears<Inst. mero version>」
12 「Who...<Inst. mero version>」

 『ayu-mi-x』でもアコースティック・サイドを手掛けた本間昭光を中心にオーケストラ・アレンジ。本間昭光は、広瀬香 美などの編曲も手掛ける。最近ではポルノグラフィティのプロデューサーとしても活躍中。
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nmskalmn 29th May 2003 01:56 AM

Duty, beatfreak Volume 153 - October 2000

Quote:

9月27日にサード・アルバム『Duty』 をリリースした浜崎あゆみ。このアルバムに込められた彼女の思いを伝えるインタビュー。早速、 どうぞ!


 いよいよサード・アルバム『Duty』がリリースされますが、いつぐらいから制作には入った んですか?

浜崎あゆみ(以下Aと省略):曲をちゃんと選び始めたのは、全国ツアーが終わってからなんです。だから、“9月に出す のは無理でしょ”とか 勝手に思ったんですけどね(笑)。

 ツアーが終わったのが8月9日だから、そう思うのも当然かもしれませんね。それでも、ちゃんと出来上がっ て、発売にこぎつけたわけですが、そのツアーの影響っていうのは、何かありましか?
A:ツアーで得たものは大きくて、それはこのアルバムにすごく反映されてると思います。でも、ツアーが終わって 得たもので、アルバムをつくったというよりは、ツアーが始まる前に3部作(「vogue」、「 Far away」、「SEASONS」)があって、その頃の自分がいて、ツアーをやりながら、闘ってた自分があっ て、そして最終的にツアーを終えることができて、いま楽しく過ごせてる自分がいてっていう、その全部の流れ を入れたって感じです。

  そういえば、アルバムの曲の並びも、基本に3部作がリリース順に並んでいて、その3作の間を埋めるよう に新しい作品が入ってるっていう感じですよね。だとしたら、最後に収録されてる「girlish」は、何ら かの結論とか、答えってことですか?
A:う~ん。そうだと思います。ここからは“こんな感じで行こうよ”みたいな…。

  ファースト・アルバムの「present」やセカンド・アルバムの「who...」を思うと、この曲が 最後っていうのは、今まででは考えられなかったような終わり方ですね。
A:普通だったら、「Key~eternal tie ver.~」とかで終わってますよね。

  そうですね。でも、「girlish」はすごくいい詞だと思いました。いつものように、最後の曲なんで 歌詞カードに詞は載ってませんが。余分な力の入っていない軽い感じが、すごくいいと思って。
A:いまのあゆくらいの年齢のコとか、ちょっと上とか下だったりするコたちと集まって、話ながら、出来ちゃった ような感じの詞ですよね。詞的には。

  でも、詞を書いた順番は、この曲順どおりじゃないんですよね?
A:バラバラです。一番最後に出来たのが、たぶん「SURREAL」 です。

  今回のアルバムと同時リリースされるシングル曲ですね。いつも地に足のついた現実的な詞を書く浜崎さん にしては、何か不思議なタイトルだなと思ったんですけど?
A:何かすごく現実的なことを書きたかったっていうか、あゆはよく現実逃避する癖があるので、現実的なことを書 いて、そういうタイトルにしたいと思ったんです(笑)。だから、詞の“いくらどうでもいいなんて言ったって  道につまづけば両手ついてる”っていうのも、実は友達の話なんです。そのとき彼女は、“どうせ私なんて、 どうなってもいいわ”ぐらいのことを言いながら、すごく泣いてたんですよ。なのに転んだら、パッと手をつい て、思い切り自分を守ったんですね。それを見ながら“ああ、どうでもよくないんだなぁ~”と思って。たぶん 、あゆも“もうどうにでもなれ”って思っていても、道ですっ転んだら、とりあえず自分を守ると思うけど(笑 )。

  そういうところに詞のきっかけがあるっていうのは興味深い話なんですが、でもその冷静な視点は何なんで しょうね?
A:アハハハ…。何か、それがすごい印象的で、そんなもんだろうなって気がしたから。

  そんな風に、冷静に観察してると、他人のいろんな裏側まで見えちゃって、不幸になりますよ 。
A:ウソー。どうしよう?(笑)

  いやぁー、何かするにはもう遅いっていう気もしますが…。で、本題に戻ると、この詞を読んで、人が自分 の好きなものを見つけることも、それを思い続けていくことも大変なんだよなと改めて感じたんで すよ。
A:そうなんですよね。だから、好きなことを見つけられる人って、すごいと思います。でも、そうやって好きなこ とを見つけても、たとえば、好きでモデルになりたいと思っていても、大人は“モデルなんて”とか“ちゃんと 就職して働けよ”って言うよなって思ったんですよ。好きなもの、夢中になれるものがあるってことは、それだ けですごいんじゃないのみたいなことを思いました。

  それと、アルバム・タイトルにもなっている「Duty」について聞きたいんですが…。
A:これは昔の「vogue」を書く前とか、その辺の自分の状況みたいな感じです。でも、詞の“自分の番だって 事は”っていうのは、別に自分のことを言ってるんじゃなくて、それぞれの君たちの番でしょっていう意味です 。その中にはもちろん自分も含まれてますけど。たとえば、アーティストで言うなら、昔からずっといろんな人 がいて、誰々さんがいて、誰々さんがいてって、そうやって時代はずっと移り変わってきてますよね。そして、 その移り変わるところもみんな見てるでしょ。それはアーティストだけじゃなく、何にしても。そうやって歴史 が塗り替えられて、ひとつの時代が終わっていくのを見ていて、いつまでも自分らも若いわけじゃないし、いつ までも傍観者でいられない。だから、「エッ、わかんない」なんていつまでも言ってられないよって思ったんで す。

  それが、このタイトルに、どうつながっていくんですか?
A:そのことを伝えるのが、今のあゆがやるべきことっていうか、自分のすべきことみたいに思ったか ら。

  あと、昨年の“白あゆ”、“黒あゆ”に続く、ジャケットの“豹あゆ”が気になったんですけど、これはど ういうところから?
A:なんとなくやりたかったから(笑)。以前は「何で、白あゆと黒あゆにしたいのか?」とか理由がないと絶対イ ヤだったんですけど、最近は意味を持たない行動があまり怖くないんですよ。で、“やっちゃえ” みたいな。

 それって、すごく「girlish」っぽいし、今の浜崎さんを象徴してる感じですね。今後もっと暴走しそ うっていうか…。
A:本当に、今、暴走してるんですよ(笑)。

INTERVIEW:Akira Endo
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[Edited by AHS Staff]
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nmskalmn 18th October 2003 01:15 AM

ayu-mi-x III, beatfreak Volume 158 - March 2001

Quote:

ayu-mi-x III Acoustic Orchestra Version』 AVCD-11928
01 SURREAL
02 SEASONS
03 Key
04 Duty
05 End of the World
06 Far away
07 vogue
08 ever free
09 SEASONS<Inst Melo Version>
10 vogue<Inst Melo Version>
11 Far away<Inst Melo Version>
12 Key<Inst Melo Version>
13 ever free<Inst Melo Version>

 全2作でもアコースティック・ヴァージョンに関わってきた本間昭光が中心となってアレンジを手がけた『a yu-mi-x III Acoustic Orchestra Version』。1曲目の「SURREAL」から8曲目の「ever free」まで、リミックスとはひと味ちがう、時に穏やかな、時に壮大な情景を描き出してくれる。9曲目か らの<Inst Melo Version>では、歌なし楽器のみの演奏が楽しめる。ちなみに、「SEASONS」はヴァイオリン、「 vogue」、「Far away」はアコースティック・ギター、「Key」、「ever free」はピアニカでの演奏だ。子供から大人まで幅広い年齢層にアピールすることの出来る作品に仕上がっ ている。


ayu-mi-x III Non-Stop Mega Mix Version』 AVCD-11930/B

DISC 1
01 starting over
02 AUDIENCE<Keith Litman's Radio Mix>
03 SEASONS<MAIN MIX>
04 Far away<MAIN MIX>
05 Duty<Eric Kupper Bid Room Mix>
06 AUDIENCE<Calderone Club Mix>
07 SURREAL<Thunderpuss Remix>
08 SURREAL<Club 69 Remix>
09 girlish<Tablagen mix>
10 SCAR<Don't Cry mix>
11 Key<ARIWA Dub mix>
12 End of the World<orb 'nigh laddy' remix>
13 girlish<Scanty Sandwich Mix>
14 SURREAL<Sample MadnesS remix>
15 SEASONS<BUMP & FLEX REMIX>
16 teddy bear<Hybrid Remix>
17 Duty<Elephant Fish Mix>
18 vogue<Computerhell Vocal Mix>
19 AUDIENCE<Jonathan Peters' Mix>
20 SEASONS<Jonathan Peters Mix>
21 Far away<RANK 1 remix>
22 SURREAL<Dub's Floor Mix Transport 006>

DISC 2
01 Far away<RANK 1 remix>
02 SURREAL<Dub's Floor Mix Transport 006>
03 SCAR<Don't Cry Mix>
04 girlish<Tablagen mix>

 2枚組で展開される『ayu-mi-x III Non-Stop Mega Mix Version』。DISC 1では70分超のノンストップ・メガミックスをたっぷりとたんのう出来る。
 1曲目の「starting over」から流れるようにキース・リットマンによる「AUDIENCE」に。これまでも「appears 」のリミックス、Do As Infinity「Heart」のリミックスなどを手がけてきた人物によるハード・ハウス・ミックスだ。そ して「SEASONS」、「Far away」と大御所ヘックス・ヘクターによるミックスが続く。ヘックス・ヘクターは、Misia「Ever ything」のリミックスで、フロアだけでなく一般の知名度もグッと高まってきてるだけに要注目。そして 、すごいつなぎで、元デフ・ミックスのエリック・カッパーによる「Duty」に突入。ヴィクター・カルデロ ン「AUDIENCE」ともども歌を聴かせながらのリミックスだ。アッパー感あふれる「SURREAL」を 聴かせてくれるのはサンダーパス。クラブ69による「SURREAL」とをつなぐ曲間は注目どころ。ここで ハード・ハウス・ステージは終了。
 i-ZAK ASIMOF(アイザック・アシモフ)によるスペイシー(アラビアン?)な「girlish」で幕を開ける 第2ステージは、KEN MORIOKA with POWER HOUSEによる「SCAR」、マッド・プロフェッサーによるゆる~いレゲエ・ヴァージョンの「Key」、 ジ・オーブ「End of the World」へとつながっていくチル・アウト・タイム。
 13曲目、ノーマン・クックに見出されたという新鋭スキャンティー・サンドイッチによる「girlish 」、14曲目のイーボマン「SURREAL」とビッグ・ビートが続き、第3ステージのスタートを盛り上げる 。BUMP & FLEX「SEASONS」、ハイブリッド「teddy bear」、Elephant Fish「Duty」とリミキサーの個性を強く感じさせるブレイクビーツ系リミックスが続き、ジャンキーX Lによるアッパー・テクノ「vogue」で昇天!!
 そしてラスト・ステージは、大物の風格をただよわせるジョナサン・ピーターズによるハード・ハウスな「A UDIENCE」、「SEASONS」、トランス陣営から参加のランク1による「Far away」と心地よい疲労感を感じながらのアフター・アワーズ、最後の締めは日本の大御所Dub Master Xによる「SURREAL」!!  お腹一杯の70分。それが『ayu-mi-x III Non-Stop Mega Mix Version』。浜崎あゆみ/楽曲/リミキサー。3つのエネルギーがぶつかりあったときに生じる火花を感 じることが出来ただろうか? まだまだ足りない! って人はDISC 2へどうぞ。




 棚に並べるとき困ってた人に朗報!! 8cmシングルCDとしてリリースされていた浜崎あゆみの初期シングルが12cmシングルと装いも新たに登 場!! モノグラムで統一されたジャケット、新たに追加されたリミックス(★)など、内容も大幅にパワー・アップし ているので、すでに持っている人もうれしいよね!

poker face」AVCD-30211
01 poker face<Original Mix>
02 FRIEND<Original Mix>
★03 poker face<KM MARBLE LIFE REMIXM>
★04 poker face<NAO'S ATTITUDE MIX>
★05 poker face<D-Z Spiral Delusion Mix>
★06 poker face<ORIENTA-RHYTHM CLUB MIX>
07 poker face<Original Mix-Instrumental->
08 FRIEND<Original Mix-Instrumental->

YOU」AVCD-30212
01 YOU<Original Mix>
02 YOU<Acoustic Version>
★03 Wishing<taku's CHEMISTRY REMIX>
★04 YOU<MASTERS OF FUNK R&B REMIX>
★05 YOU<ORIENTA-RHYTHM CLUB MIX>
★06 YOU<Dub's Uplifting Remix>
07 YOU<Original Mix-Instrumental->

Trust」AVCD-30213
01 Trust<Original Mix>
02 Trust<Acoustic Version>
★03 POWDER SNOW<DEE MIX>
★04 Trust<DJ SOMA GROW SOUND MIX>
★05 Trust<EDDY YAMAMOTO CLUB MIX>
★06 Trust<GROOVE THAT SOUL MIX>
07 Trust<Original Mix-Instrumental->

For My Dear...」AVCD-30214
01 For My Dear...<Original Mix>
02 For My Dear...<Acoustic Version>
★03 A Song forΧΧ<she shell REPRODUCTION>
★04 FRIEND II<JAZZY JET MIX>
★05 As if...<Dub's L.B.M Remix>
06 For My Dear...<Original Mix-Instrumental->
★07 For My Dear...<Acoustic Version-Instrumental->

Depend on you」AVCD-30215
01 Depend on you<Original Mix>
02 Two of us<Original Mix>
★03 Depend on you<Dub's electro Remix>
★04 Depend on you<44XL DUB>
★05 Depend on you<BODYGUARD MIX>
★06 Two of us<PPS CONNECTION MIX>
★07 Two of us<touch of mahogany mix>
08 Depend on you<Original Mix-Instrumental->

WHATEVER」AVCD-30216
01 WHATEVER<version M>
02 WHATEVER<version J>
★03 WHATEVER<Ferry 'System F' Corsten vocal extended mix>
★04 appears<JP's SoundFactory Mix>
★05 immature<D-Z DUAL LUCIFER MIX>
06 WHATEVER<version M-Instrumental->
07 WHATEVER<version J-Instrumental->

LOVE~Destiny~」AVCD-30217
01 LOVE~Destiny~
02 LOVE~since1999~
★03 kanariya<Big Room Mix>
★04 kanariya<HΛL's MIX>
★05 from your letter<pandart sasanooha Mix>
06 LOVE~Destiny~<-Instrumental->
07 LOVE~since1999~<-Instrumental->

TO BE」AVCD-30218
01 TO BE<Original Mix>
02 TO BE<Dub's cool wind Remix>
★03 appears<HW Tokyo Hard House Mix>
★04 Fly high<SHARP BOYS U.K VOCAL MIX>
★05 Fly high<Supreme Mix>
★06 Fly high<SAMPLE MADNESS REMIX>
07 TO BE<Original Mix-Instrumental->

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nmskalmn 18th October 2003 01:15 AM

A BEST, beatfreak Volume 159 - April 2001
Quote:

3月28日に、サード・シングル「Trust」から2000年の最終シングル「M」までを収録した初のベス ト・アルバム『A BEST』をリリースする浜崎あゆみ。シングル14曲+既発のアルバムから2曲をセレクトした全16曲。そ こには、彼女の初期から2000年までの活動の“軌跡”はもちろん、未来を見据えた“今、現在の姿”も記録 されている。


 まずは『A BEST』というタイトルの由来について聞かせてもらえる?
浜崎あゆみ(以下Aと省略):“インパクトが強い&わかりやすい”って理由からだね。あと、ayuのことを知らない人 が見ても、“浜崎あゆみっていう人がベストを出したんだ”ってことが“ひと目で”わかるように 。

 『A BEST』はayuにとってどんな作品? あと、どんな内容かを簡単に教えてもらえる?
A:『A BEST』は、“デビューしてからの3年間をまとめた作品”って言うよりは、“自分が生まれてから2000 年まで=20世紀を集約した作品”だと思ってる。だから、19枚目のシングル「M」までが入ってるんだけど ね。通常のベスト盤のように、シングルをただ単に収録しただけじゃなくて、アルバムからも曲を出したり、数 曲を歌い直したり…今までの自分=浜崎あゆみをわかってもらう作品としていいモノが出来たと思 うよ。

 ベスト盤なのにデビュー曲である「poker face」が入ってないでしょ。これは、スゴク斬新だけど、ちょっと反則に近いよね? 収録曲の情報を聞かないで購入した人たちは、きっと最初ビックリするよ。
A:そうかもね(笑)。『A BEST』っていうタイトルを聞いた時には、当然「poker face」からなんだろうなって想像するだろうし。でも、今回、ayuが決めたテーマは“どの曲を聴いても 耳馴染みがある”だったから。それに、「poker face」や「YOU」、「Trust」。デビュー1年目に出したシングルは、まだ探りながらやってた部分 も多いし、特にこれじゃなきゃいけないっていうよりは、どれを入れてもそんなに伝えたいことは変わらないと 思ったんだよね、聴く人にとって。で、デビュー曲から3曲の中で「Trust」を選んだ。今回は、全体的に そういう選び方をしてるかな。

 オープニングはayu自身を描いた「A Song for ΧΧ」だね。
A:うん。最初の曲は「A Song for ΧΧ」しかないって思ってた。初期の浜崎あゆみは全てそこに集約されてるし。「A Song for ΧΧ」を入れたことで、それ以前に出したシングルで伝えたかったことっていうのは、大体わかってくれたと思 う。今までayuを全く知らなかった人たちも…。「Trust」と「Depend on you」は、それをもっとわかりやすくするために入れたって感じかな。

 「A Song for ΧΧ」、「Trust」、「Depend on you」の3曲は今回新たにレコーディングしてるけど、これらを歌い直そうって思ったのは?
A:当時の音源たちは既に1度CDになっていて、CD屋さんに行けば置いてあるから、誰でもいつでも聴けると思 うんだよね。だけど、昔の曲を今のayuのヴォーカル・アプローチの仕方で歌うのは、ライヴに来ない限り聴 けないでしょ? ただ、ライヴに来られる人数っていうのは限りがあるし…。それに、ライヴはよっぽど興味がなければ足を運ば ないじゃない(笑)。

 そうだね。それにそう何度も聴けないし。
A:そういう部分(気持ち)からかな? 今のayuの感じ=ヴォーカル・アプローチを気軽に、気負うことなくつかんでもらいたい、そういう作品にし たいって思ったんだよね。あとさ、サード・アルバム『Duty』ぐらいから、曲を書く人間が変わったりもし て、単純にスゴク変わったでしょ? 今でもそうなんだけど、その頃から新しいことをやろうとしてる自分がいて、音的にもそれまでとはちがったモ ノを…と思ってやり始めたから、それら全てを単純に並べた時にその3曲が聴き難かった。だから歌い直したん だよね。

 でもさ、1度完成したモノを改めて歌い直すのは大変だったでしょ?
A:うん、難しかった。新曲のレコーディングとはちがって。ヴォーカルもひとつの楽器として、全部含めてその曲 だって記憶をしてるし、昔の自分のヴォーカル・アプローチの方法がインプットされてるからね。それに、ヴォ ーカルだけ録り直すのは、例えばオケが出来上がってるのに、ギターだけ変えて下さいって言ってるようなもの だしね。
あと、その他の楽器に今のヴォーカルをどう調和させていけばいいのかもわからなかった。だから初めはすごい 違和感があったし、“やっぱりちがうのかなぁ?”って思うことも何度かあった。

 最終的に収録はされなかったけど、その3曲の他にもレコーディングした曲が数曲あるって聞いたんだけど… ?
A:うん。ホントはあと3曲くらいレコーディングしたんだけど、結局、使わなかった。でも、何で知ってるの?( 苦笑)ナイショなのに(笑)。その(収録しなかった)3曲はね、全然悪いとかじゃなくて、ちゃんと出来てる んだけど、何かがちがうっていうか…聴いてくれる人が違和感なく、自分のヴォーカルがオケのジャマをして足 を引っ張ることがなく、聴いてもらえるかな? って自分自身納得出来るレベルにまでは到達しなかったんだよね。

 完成はしてるのに、あえて収録しなかったと。
A:そう。だから、最初から(収録されている)3曲だけを歌い直そうと思ってたわけじゃないんだよ ね。

 最後に、『LOVEppears』、『Duty』と凝ったジャケットが多かったけど、今回はどういう理由 からモノクロのシンプルなジャケットにしたの?
A:オリジナル・アルバムは、その時々、時代を反映させたいというか、“ayuを見てその時の現象がわかる”み たいな感じにしたいんだよね。例えば『Duty』だったら、“そーいえばあの時、豹柄流行ってたよねぇ”っ て言えるように…。ただ、ベストっていうのは、いつのモノでもないって言うか、いつ聴いてもベストはベスト でしかないから。だから、流行り廃りのないモノ、時代を感じさせないシンプルなモノにしたいなぁと思ってモ ノクロにしたんだよね。

INTERVIEW:Kazuki Okabe
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nmskalmn 9th September 2004 11:36 AM

SUPER EUROBEAT presents ayu-ro mix 2 and Cyber TRANCE presents ayu trance, beatfreak Volume 165 - October 2001

Quote:

ユーロ・リミックス・アルバム『SUPER EUROBEAT presents ayu-ro mix 2』&トランス・リミックス・アルバム『Cyber TRANCE presents ayu trance』というリミックス・アルバム2枚を9月27日に同時発売した浜崎あゆみ。
リミックスの新しい地平は浜崎あゆみが切り拓く



SUPER EUROBEAT presents ayu-ro mix 2
AVCD-17027/01.09.27 SALE

01 AUDIENCE<Euro-Power Mix>
Remixed by DAVE RODGERS
02 evolution<Time Is Pop Mix>
Remixed by SERGIO DALL'ORA & LUCA DEGANI
03 SEASONS<A Eurobeat Mix>
Remixed by SERGIO DALL'ORA & LUCA DEGANI
04 Duty<Power Mind Mix>
Remixed by LAURENT NEWFIELD
05 vogue<Traditional Mix>
Remixed by DAVE RODGERS
06 M<Sweet Heart Mix>
Remixed by LAURENT NEWFIELD
07 NEVER EVER<Eurobeat Mix>
Remixed by DAVE RODGERS
08 Endless sorrow<A Agressive Mix>
Remixed by SERGIO DALL'ORA & LUCA DEGANI
09 Far away<ayu-ro Extended Mix>
Remixed by BRATT SINCLAIRE
10 SURREAL<Time A Go-Go Mix>
Remixed by SERGIO DALL'ORA & LUCA DEGANI
11 appears<Melodic Extended Mix>
Remixed by SERGIO DALL'ORA & LUCA DEGANI
12 kanariya<Sweet Mix>
Remixed by LAURENT NEWFIELD
13 immature<Power Mix>
Remixed by LAURENT NEWFIELD
~初回限定トラック
14 UNITE!<Euro-Power Mix>
Remixed by DAVE RODGERS


Cyber TRANCE presents ayu trance
AVCD-17027/01.09.27 SALE

01 Depend on you<Svenon & Gielen remix>
Remixed by Svenson & Gielen
02 M<Above & Beyond remix>
Remixed by Above & Beyond
03 Trauma<JamX & De Leon's DuMonde remix>
Remixed by DuMonde
04 UNITE!<Airwave remix>
Remixed by Airwave
05 SURREAL<Marc et Claude remix>
Remixed by Marc et Claude
06 AUDIENCE<Darren Tate remix>
Remixed by Darren Tate
07 Fly high<Voodoo & Serano remix>
Remixed by VooDoo & Serano
08 immature<Koglin & Heath remix>
Remixed by Koglin & Heath
09 evolution<Goldenscan remix>
Remixed by Goldenscan
10 kanariya<system F remix>
Remixed by system F
11 appears<Armin van Buuren's Rising Star remix>
Remixed by Armin van Buuren
12 Boys & Girls<Push remix>
Remixed by Push
13 UNITE!<Moogwai remix>
Remixed by Moogwai
14 A Song forΧΧ<Ferry Corsten Chilled mix>
Remixed by Ferry Corsten

ayu-mi-x
AVCD-11716/7/'99.03.17 SALE

SUPER EUROBEAT presents ayu-ro mix
AVCD-11793/'00.02.16 SALE

ayu-mi-x II version US+EU
AVCD-11797/'00.03.08 SALE

ayu-mi-x II version JPN
AVCD-11798/'00.03.08 SALE

ayu-mi-x II version Acoustic Orchestra
AVCD-11799/'00.03.08 SALE

ayu-mi-x II version Non-Stop Mega Mix
AVCD-11800/1/'00.03.29 SALE

ayu-mi-x III Acoustic Orchestra Version
AVCD-11928/B/'01.02.28 SALE

ayu-mi-x III Non-Stop Mega Mix Version
AVCD-11930/B/'01.02.28 SALE


リミックスって何だろう? 辞書で引けば“再び混ぜ合わせること”、なんてわかったようなわからないような説明が出てくることだろう。 もちろん、「これがオリジナル。で、こっちがリミックス。しかもリミキサー(リミックスする人)によって、 曲調とか全部変わってくるでしょ!!」なんて、実物を聴いてもらうのが一番早い。
 でも、そこはビートフリーク。一応、音楽用語的にも“リミックス”なるものを定義してみたい 。


  その前に、いきなり前置きなんだけど、最近の作品がどのようにつくられてるのかってことを知っておく必 要がある。知ってる人には面倒だと思うけど、改めて。まずはテープを用意。みんなが普通に使ってるテープじ ゃなくって、マルチ・トラック・テープっていう、楽器パートごとに録音ができるようになっているもの。もち ろんそれ専用のレコーダー(マルチ・トラック・レコーダー=MTR)が必要。4チャンネル~32チャンネル のものが通常使用されている。つまり、ヴォーカルを含め4~32個の楽器の音を重ねることができるというわ け。最初にリズム・パート(ドラム、ベースなど)から録音するのが普通。で、それを再生しながら他の楽器を 別々のトラックに録音していき、最後にヴォーカルを録音。全部、録音し終わったら、今度はそのトラックを全 部同時に再生し、各楽器の音量バランスや音色、エフェクトなどを決める。最後の仕上げは、みんなが持ってい る機材でも聴けるように、モノラルかステレオの別のレコーダーで収録(トラック・ダウン)。
 こうしてオリジナル音源ができ上がるのだ。多少、はしょっちゃった部分もあるので、細かいことは詳しい人 に!

  で、リミックス。オリジナルで使った楽器パートごとに録音されたテープを使用。そのテープをもとに音量 バランスや音色、エフェクトを変え、トラック・ダウンし直すこと。それをリミックスと言うのだ。つまり、“ アレンジ”と“リミックス”の境目はそんなにはっきりしてなかったってこと。
 そこで、登場してくるのがDJやリミキサーと呼ばれる人たち。ダンス・フロアで曲をかけるには、よりノレ るように打ち込みを多用したり、ヴォーカルや主なメロディーだけ使用し、ほかの楽器は全部録音し直したり、 ときにはヴォーカルでさえ一部しか使わず、まったく別の曲としてのリミックスをつくる必要があったのだ。ほ とんど録音し直すってことは、それだけリミキサーの色が出るということ。ここに、現在言われている意味での “リミックス”というものが誕生することになる。


  で、90年代日本。ディスコ/クラブに通っている人たちは、リミックスというものの存在を知っていたは ず。でも、CDシングルにはタイトル曲とカップリング、そのインストぐらいしか入ってない。一般の人にはリ ミックスなんて、なかなか耳にする機会がなかったのだ。そんな状況を一変させたのが、エイベックスと浜崎あ ゆみ(お待たせ!!)なのだ。
 '99年3月、リミックス・アルバム『ayu-mi-x』がリリースされることとなる。果たしてどれだけ一般の人々に受け入れられるのか? そんな心配をよそにこのリミックス・アルバムは爆発的なヒットを記録。そして、12cmシングルが主流にな る=録音可能時間が増えるということも視野に入れ、'99年7月「Boys & Girls」がリリースされる。シングルなのに全10曲入り。みんなも手元にあるシングルCDの発売日を確 認してほしい。7月にはまだまだ目新しかった 12cmシングルが、その年の12月までには、リリースされるほとんどが12cmになっていることに気づく だろう。

  さらなる衝撃的な事件が起こるのは、その翌年のこととなる。それが2000年2月16日にリリースされた 『SUPER EUROBEAT presents ayu-ro mix』だ。ユーロビートと浜崎あゆみ。ただ勢いのあるものを合わせただけじゃない。それぞれの持つ魅力が お互いの魅力を2倍に、いや2乗にし、さらに多くの人に“リミックス”というものの存在を示すこととなった 。その後のリミックスと浜崎あゆみの相性の良さはみんなが知ってる通りだ。 そして2001年9月27日。 そのユーロ・リミックス第2弾に加え、ここ最近盛り上がりに盛り上がっているトランスとがっぷり4つに組ん だトランス・リミックス・アルバムがリリースされた。 デイヴ・ロジャース、セルジオ・ダローラ、ルカ・デ ガーニ、ローレン・ニューフィールド、ブラット・シンクレア。いずれ劣らぬユーロ職人たち。『 ayu -ro mix 2』は、前作に引き続き、ユーロビートの本場イタリアの職人たちが、あの手この手でユーロ独特のシンセ・フ レーズをつくりあげ、スピード感あふれる楽曲がそろった。

  『ayu trance』に至っては、全世界を探しても、これだけのリミキサーがそろったアルバムは見つからない!! というほど豪華なリミキサー陣が勢ぞろいした。8月の『avex rave 2001』でも、そのプレイを披露してくれたアバーヴ&ビヨンド、システムFことフェリー・コーステン、ス ヴェンソン&ギーレンの3組はすでにみんな知ってる人たちだと思う。その他、ドイツからはデュモンド、マー ク・エ・クロード、ヴードゥー&セラーノ。ベルギーからはエアウェイヴ、プッシュ。イギリスからはダレン・ テイト、ゴールデンスキャン。アメリカからはコグリン&ヒース、スイスからはモグワイ。そしてオランダから はアーミン・ヴァン・ブーレン。各国のダンス・チャートで彼らの名を見ない日はない、と言われるほどの大物 たちが、浜崎あゆみの楽曲に触発されて誕生したリミックスたちが、新たなファンを獲得することはまちがいな いだろう。
 つまり、この2枚のアルバムは、みんなが想像してるように、いや、それ以上に良いアルバムになってること はまちがいない。だから、「買いに行ったほうがいい」とか「CD店に急げ」なんて言わない。だって後悔する のは買わなかった人なんだから…。
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nmskalmn 9th September 2004 11:36 AM

I am..., beatfreak Volume 168 - January 2002

Quote:

浜崎あゆみ4枚目のオリジナル・アルバム『I am...』が1月1日にリリースされる。
本作は「M」、「Dearest」などのヒット・シングルを収録しているのはもちろん、システムFのトラン ス・ナンバー「Connected」や小室哲哉が作曲をした「a song is born」(シングルはKEIKOとのデュエットだったが本作には浜崎あゆみヴァージョン「A Song is born」を収録)など幅広いジャンルの音楽に挑戦! 2001年の彼女の活動の歴史が刻まれているとともに2002年の方向性を示唆した1枚に仕上がってい る。


 まずは、アルバム『I am...』に込めたテーマから聞かせてもらえる?
浜崎あゆみ(以下Aと省略):アルバムをつくる時はいつもテーマがあってからつくるんだけど、今回は今までにないぐら い制作期間(時間)がなかったコトもあって、テーマから入らずに、自分のつくりたい音=表現したい音を、と にかく形にする作業から入って…。だから今回のアルバムに関しては“こういうアルバムにしよう!”みたいな 始まり方ではなかった。でもね、途中で全然統一感がないことに気が付いてスゴク焦ってさ(苦笑 )。

 で、最終的にはどうやって自分の中でひとつのモノにまとめたの?
A:このアルバムの中で一番最後につくった「Naturally」の最後のサビの部分に♪自由と孤独わけ合って ♪という部分があるんだけど、ayuは“アルバムをつくるにあたって、きっとそういうモノがずっとベースに あったんだな”と気付いたんだよね。今まではさ、自分の中、ayuって人の中には、そういうモノをわけ合お うとすることはなかったし…。同じように感じるコトはできるけど、でもちがう人間なわけだから最終的には“ わかり合えないんじゃないか”、結局 “人はひとりぼっちだ”みたいなところがあるじゃんayuって。

 あるある! って言っていいのかな?(笑)
A:“求めながらも諦めてた”部分が心のどこかにあったんだけど、その「Naturally」の詞を書いた時に 、私は諦めなくなったんだなって気付いた。今まではさ“わかる人にだけわかればいい”みたいな感じだったの が、“伝えても伝わらないなら伝わるまで叫ぶ”みたいな感じに変わったんだよね。

 続いて、今回のアルバムのタイトルを『I am...』にした理由を聞かせてもらえる?
A:全体を通して“ありのままの自分をぶつけた”という気持ちがあったから『I am...』っていうのも、もちろんあるんだけど、でもそれだけじゃない。「Daybreak」の中に♪こ んな時代のせいにして顔を失くしたまま♪という部分があるんだけど、ayuは今は“顔のない人(=無個性= 同じような人)”がスゴク多い時代だなと思うんだよね。でも、それってスゴク悲しいコトじゃな い。

 うん、そうだね!
A:そんなコトを思いながら、番長(ayuのネイルを手がけている人=三浦加納子さんのアダ名)がネイルの本を 12月に出したんだけど、その帯に載せるayuからのメッセージを考えてた時に、番長がつくった作品=ネイ ルには番長の“顔”が残ってると思ったんだよね。例えば、雑誌にネイルの特集があって、爪の写真が100個 くらい並んでいるとするでしょ? でも、その1つを番長がつくっていたとしたら、“その作品が持っている番長の顔”を見つけられる自信がある し…。

 簡単に言うと“顔”=“個性”になるのかな。でもさ、作品の中に自分の“顔”を残すっていうのは口で言う よりはるかに難しいよね。
A:うん、そうだね! でね、今度は自分を省みて、私の作品はどんな“顔”を残してるんだろう? って思った。ラジオや有線なんかでいろんなアーティストの曲がランダムで流れるじゃない? それがもし全て同じような声の処理をされたとしたら、それでも聴いた人が“この曲はayuのだ”ってわかる ぐらい私は“顔”を残してるかな? って。そしたら、今度は“私は誰だろう? ”って考え始めて、で次に“周りの人たちは誰なんだろう? ”って…。簡単に言うと、『I am...』の“...”の部分をスゴク聞きたい。“あなたは●●さんですよね?で、誰なんですか?”って いう“...”の部分を。聞かれた人はきっと自分自身で“I am 何だろう?”って考えるだろうし。『I am...』にしたのはそういう理由からなんだよね。

 その人個人の名前や上っ面なんかじゃなく、その中身っていうか存在みたいなモノを問うって感 じなのかな?
A:うん。“シンプルで基本的なんだけど、でも実はスゴク大切な事”だとayuは思うしね。 ところで、今回の 『I am...』は4枚目のオリジナル・アルバムになるわけじゃないですか。で、アルバム4枚を分析&比較して みたんだ。まず、1枚目の『A Song for ΧΧ』は“自分はこう伝えたい!”っていう自分発のエネルギーが込められたayuのスタート地点だと思うん だよね。

 ところで、今回の『I am...』は4枚目のオリジナル・アルバムになるわけじゃないですか。で、アルバム4枚を分析&比較して みたんだ。まず、1枚目の『A Song for ΧΧ』は“自分はこう伝えたい!”っていう自分発のエネルギーが込められたayuのスタート地点だと思うん だよね。
A:うん。私ってこうなんですみたいなね。

 で、2枚目の『LOVEppears』は周り(世間)を見始めたayuがいて、今、自分が置かれてる立場 から見た周りを書いたんじゃないかって。3枚目の『Duty』は周りから見たayuだと思ったんだよ。で、 じゃあ4枚目の『I am...』は何なんだろう? って思った時に…やっぱりayuの原点=自分発のエネルギーなのかなって気がしたんだよね。
A:なるほど…深いねえ。うん! そうかもしれない。

 そう言ってもらえるとうれしいよ。でさ、今回のレコーディング時に何度かスタジオを訪れたけど、その時は ちょうど難航している感じだったよね。
A:うん。1番大変なタイミングだったかも。詞が書けなくてさ(苦笑)。でもね、生みの苦しみみたいなのは常に 伴うし、もちろんこのアルバムをつくる時にもあったんだけど、でも今回は孤独じゃなかった。今までに比べる と断然! 今まではさ“作品をつくる”=“私1人で自分と向き合って”みたいな、“スゴク孤独で地味な作業”だったん だけど、今回はそういう“陰に陰に”みたいなのがあんまりなかったし。だからスゴク楽しかったんだよね。な んか自分自身全然ピリピリしなかったしね。いい意味で肩の力が抜けたラフな感じだったと思う。

 最後に今回のジャケットのイメージに関して聞きたいんだけど…。
A:アルバムのジャケットはタイトルが『I am...』だし、最初からあまり飾り立てるイメージはないなって思ってたんだよね。で、いろいろ考えたん だけど、今回は余計なモノは入れない方がいいなって思って…。で、“ナチュラル”な感じにした んだよね。

 イメージ的には、天地創造の時代=地球が生まれたばかりの頃、その頃は何もなかったけど、でも何もなかっ たからこそ自然も守られてたし平和だった…。ayuの言葉=ナチュラルを説明するとそういう感じになるのか な?
A:そうだね!

INTERVIEW:Kazuki Okabe



★Profile
'78年10月2日生まれ。血液型A型。出身地・福岡県。
'98年4月8日「poker face」でデビュー。以来、24枚のシングル、3枚のアルバム、7枚のリミックス・アルバム、1枚のベス ト・アルバムをリリース。
他にユーロビート、トランスでのリミックス・アルバムもあり。







01「I am...」(作曲/CREA、編曲/Tadashi Kikuchi+tasuku)
 アルバムのタイトルにもなっている「I am...」。“私は私。そして他の誰でもない…”という意味を込めてつくったこの曲は、今回のアルバム曲 の中で一番初めにできた作品。ayuという存在の中の“核”になっているモノ。それは、“ずっと変わらない 自分の一番尖ってる部分”と“(でも同時にそれは)欠落してる部分”でもあるという心の叫びを書いた曲。こ れは、ずっと変わらないと思うし、変わらずにあり続けるとも思う。でも、そういう部分をなくして“丸く”な りたいとは思わないんだよね。

02「opening Run」(作曲・編曲/CMJK)

03「Connected」(作曲・編曲/Ferry Corsten)
 最初にこの曲を聴いた時、トランスだし、シンセがバリバリな感じで、ayuとの融合は無理だろうなと思っ たんだよね。私は上手に英語を使っていける人じゃないし、きっとそういうayuじゃない誰か別の人の方がト ランスっていうジャンルには合うんじゃないか? とも思ったし…。でも、フェリー(=システムF)から“どうしても書いてほしい!”って強いアプローチがあ って。で、“どうしようかな?”って考えて、この曲には、外に対してメッセージを発信したり、仕事的な感覚 で“詞”を書くんじゃなくて、なんかもっと楽に“友達に手紙を書くみたいな気持ち”のモノがいいなと思った んだよね。
 で、フェリーに手紙を書くコトになったんだけど、“ayuらしいアプローチ”をいろいろ考えて、“言葉遊 び”と言うか“日本語の遊び”がいいかなと。 “見つけて(ミツケテ)”“見つめて(ミツメテ)”“見定めて(ミサダメテ)”とか似たような言葉が続いて て“類義語辞典”を開いたみたいでしょ。でもね、これが思った以上に大変で…(苦笑)。まず、同じような響 きの言葉をいっぱい出して、で、その選出した言葉をちゃんと意味が通じる順番に並べなきゃなら ないしね。
 きっと、フェリーはヴォーカルの入った状態の曲を聴いて、ayuが繰り返し同じ事を言ってるように聞こえ ると思う。で、その言葉について“これは何て言ってるの?”って聞くと思うんだよね。日本語のわかるスタッ フに。それがサビの部分♪そう僕達はあらゆる全ての場所で繋がってるから、この言葉について考える君とだっ てもうすでに♪に書いたコト。“これは何だろう?”って言葉の意味をわかろうとした時点で、遠く離れた日本 にいるayuともつながってるんだよ! っていうね。
 あと、ヴォーカルは“入れます!”みたいな気負った感じじゃなくて、鳴ってるシンセの中の1個の音みたい な感じで無機質なモノになればいいと思ったから、あえて無表情に歌ったつもり。そこに感情があると曲とぶつ かっちゃうと思ったし…。この曲を聴いた人が自然に気持ちよく踊れるように! システムFのトランス・ワールドに入れればいいなと思います。

04「UNITE!」(作曲/CREA、編曲/HΛL)

05「evolution」(作曲/CREA、編曲/HΛL)

06「Naturally」(作曲/CREA、編曲/CMJK)
 これは、20分ぐらいかな? そのくらいで書けた曲。厳密に言うと、頭の中の段階では、かなり長い期間考えてて、でも書き出したら思いの 外スラスラと書けた。作業的には、まずCMサイズ(30秒程度のサビの部分)をつくって、そこから全体を組 み上げていったんだけど、CMサイズをつくってから全体をつくるまで(アルバム制作期間まで)スゴク間があ ったから、そういう意味では完成するまでの時間が、ほかのどの曲よりも一番かかってる作品。

07「NEVER EVER」(作曲/CREA、編曲/CHOKKAKU)

08「still alone」(作曲/CREA、編曲/CMJK)
 この曲は「Naturally」とは逆のパターンで、書きたいコトが自分の中にスゴク明確にあったんだけ ど、オケ(メロディーなどのサウンド部分)がなかなか上手くいかなくて手こずった作品。ayuは、女の人じ ゃなくて女の子をテーマにした“かわいらしい曲”にしたかったんだけど、でもその微妙なニュアンスをアレン ジをしてくれたCMJKさんに伝えるのが難しくて…。“かわいい”の基準は人それぞれ微妙にちがうからね( 苦笑)。言われたCMJKさんもとまどったと思う。ayuも“かわいい感じで”みたいに抽象的にしか説明で きなかったし。それで、何度かやり直しをして…。で、最終的には初めの頃とは全然ちがう曲になった。初めは ね、もっとイカツイ曲だったんだよね(笑)。インタビューで“最後にできたのは「Naturally」”っ て答えたけど、この曲もほぼ同じ時期まで、〆切直前のギリギリの段階までやり直したりしてた。スタッフは“ もう間に合わない”って焦ってたみたい。

09「Daybreak」(作曲/CREA + D・A・I + junichi matsuda、編曲/tasuku)
 「Daybreak」は、照れくさくなるくらい、スゴク熱いっていうか、爽やかっていうか…聴いてるこっ ちが恥ずかしくなるぐらいの純粋さを曲が持っているから、ayuも照れずに直球勝負! で、“お前それ恥ずかしいよ!”って言うような、“照れくさい言葉でも全然言っちゃおう!”みたいな感じで 書いたんだよね。この曲はスゴク早く書けたよ。今までのayuだったら…きっとあえて落とした(そらした) 感じの詞を書いたりしてたと思うな。だって、“直球とみせかけて、でも直球じゃない”方が ayuらしいって言われるコト多いしさ。

10「taskinlude」(作曲・編曲/tasuku)

11「M」(作曲/CREA、編曲/HΛL)

12「A Song is born」(作曲・編曲/Tetsuya Komuro)
 この曲の詞はツアーがベースになってる。いつもツアーはその後にリリースするアルバムにいい影響を与えて くれて、今回もそこで得たモノを何かひとつでも音にしよう、形に残そうと思ってた。そんな時、たまたま小室 さん側から楽曲提供のオファーがあって…。で、小室さんから“どうしてこの曲をやりたいのか?”っていう気 持ちを聞いて、“自分がツアーの時に感じたコトと同じだな”、“じゃあ、この曲にはその気持ちを反映させて みよう”って。ayuは小室さんの曲を歌うのは初めてなんだけど、小室さんから曲をもらった時は“さすがだ な”って感じると同時に、改めて“小室哲哉”っていう“名前”を背負って生きてるんだなって思 った。
 ちなみに、シングルでリリースしたモノとアルバムに収録したのでタイトル表記を変えたのは(12月12日 にリリースしたシングルは「a song is born」と全て小文字)、KEIKOさんと2人で歌ったのとayuが1人で歌ったのを区別するためにそう しました。  

13「Dearest」(作曲/CREA + D・A・I 、編曲/Naoto Suzuki)

14「no more words」(作曲/CREA + D・A・I 、編曲/Naoto Suzuki , tasuku)
 曲をつくっている段階から、アルバムの最後の方に入れたいって思ってた「no more words」。詞は結構きつい内容なんだけど、“でもそんなのみんなわかってるし、もういいよね? だって、それでも生きてくしかないし、それでもみんな前へと進んでるんだから…”みたいな人間の“悲哀”っ ていうのかな? そういう部分を伝えたかった。何があってもどんなに辛くても、強く生きていかなければならないとayuは思 うしね。このアルバムつくってた時に“もうダメだ。ムリだ”って何度も思ったけど、それでも頑張ってつくっ たし、その結果何とかできたしさ…(苦笑)。
 実はこの曲は、それまでできてた詞を1度ボツにして、新たに詞を書き直した曲なんだよね。その理由は、こ の曲の最後の方に“今はこれ以上話すのはやめとくよ”って部分があるんだけど、なんかね本当にそう思ったん だ。アルバム全体を通して、「I am...」~「no more words」にまで一連の流れで、私は十分言えたし、伝えられた。すごく満足なくらいに…。だから、ここで 、またひと言でも何かを伝えようとして、説明するためだけに言葉を補うと、逆に全てがわかりにくくなる気も したし…。私も言うコトないし、きっとみんなももうこれ以上答えを求めたりしないだろうと思ったしさ。だか ら“今はこれ以上話すのはやめとくよ”って書いた。ちなみにタイトル「no more words」の意味は…もうこれ以上話さなくてもわかってるよね。

15「Endless sorrow ~gone with the wind ver.~」
(作曲/CREA、編曲/CMJK)
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nmskalmn 11th September 2004 01:05 AM

RAINBOW, beatfreak Volume 180 - January 2003
Quote:

まずはアルバムのタイトルを『RAINBOW』にした理由から聞かせてもらえる?
浜崎あゆみ(以下aと省略):虹って、誰もが1度は見たことがあって、 虹? それ何? って言う人がいないくらいすぐに思い浮かぶでしょ。でもさ、一瞬しか見られないし、いつでも見られるわけで もない。それに見たい時に見られるモノでもないでしょ。触れることなんてできないし…。でね、そう考えた時 に、私が見たのはホントに虹だったのかな? 虹は本当にあるのかな? って思ったりしてね。人は“虹=7色でアーチになっているモノ”って概念を持っていて、絵を知ってるから、 虹を見た時、そういう風に見えたと思い込んで、勝手に判断してるかもしれないし…。でも、本当はそうじゃな いかもしれないでしょ? 例えばさ、ホントは3色だけなのかもしれないし…。
 それとさ、虹を見て悲しくなる人っていないじゃん。“あっ、虹だ!”って、どこかうれしい気持ちになるし 。私はそういう風になりたいっていうか、そういう存在でありたいって思ってね。すぐ隣にはいられないけど、 みんな私を見て、虹を見た時のような気持ちになってくれたらいいなっていうかさ。で、タイトルを『RAIN BOW』にしたんだよね。

 ジャケットを撮影した時の状況を少し聞かせてもらいたいんだけど。撮影はかなり長い時間がかかったんだよ ね。
a:長かった~! ポーズが上手くいかなくてね。全部隠さないといけないから、それがスゴク大変で…(苦笑)。あと、プールの ような水槽の上に座ってたんだけど、私も人間だからさ、動いちゃうんだよね(笑)。そしたら水が動いて…。 で、それが静まるのを待ってさ。

 水槽の中はまさか....水??
a:いや、お湯、お湯(笑)。だけどすぐ冷えちゃうんだよね。だから、何度もお湯を足したりして…。でもね、結 局すぐ冷たくなっちゃう。それに何も着てなかったし。

 何も着てない??
a:うん。だから(カメラマンの)レスリー以外の男性はみんな外に放り出されてた(笑)。

 ところで、今回のアルバムから英語詞を採用しようと思ったのは?
a:今年は、アジアへ行くことが本当に多くて、その影響は大きいと思う。改めて“言葉の壁”は高いなって感じた し。通じなきゃ意味がないし、私のことをもっと知ってほしい。でね、自分をきちんと伝えられる世界共通の言 葉=英語を学ぶ事が必須だって思ったんだ。例えばさ、英語で“I love you”って言ったら、それはもう“(恋人に対しての)愛してる”の意味しかないし、それはみんながわかっ てるでしょ。

 これはたぶんインタビュアー全員が聞くと思うんだけど、英語の歌詞を歌うコトに対して自分自身で違和感は あった?
a:スゴク違和感があった。どうやったらいいのかわからなくて…。例えば、自分の“節回し”ってあるでしょ。そ れもわからなくなっちゃったし(苦笑)、自分が今までどういうアクセントで歌ってたのかわからなくなっちゃ って…。セリフで言うと棒読み状態(笑)。日本語で言ってたセリフをいきなり英語に変えたら、どこに感情を 置いていいのかわかんなくなるじゃん。そんな感じ。その時は、英語詞にしたの失敗だったかな? と思ったりもして、すごいブルーになったし、ホント参ったよ(苦笑)。

 詞を書くときはどうだった? 歌う時以上に難しかったりした?
a:思ってたよりはやりやすかった。例えばさ、日本語は1つの音符に1つの言葉しかハマらなくて、“私(わたし )”って言うには3つ音符がないとダメなんだけど、英語は1つの音符で“私(I)”って言えたりもする。あ と、2つしか音符がないと日本語では“今夜”としか言えないけど、英語だと“今夜一緒にいよう!”って言え たりもするでしょ。

 アルバムの制作状況を聞かせてもらえる? 今回もかなりスゴイ状況だったの?
a:今までで1番すごかったんじゃないかな? 私より周りのスタッフの方が焦ってたと思うよ。私が歌入れを終えてから、“その後の作業にあと何日必要なの か?”とかみんなで話してたからね。というか、その辺は私にはあえて言わないんだよ、みんな。そういう意味 でスゴク感謝してる。おかげで集中できたし。

 今回の『RAINBOW』は、自分の中でどういう位置付けにあって、どういう作品?
a:例えば前作『I am...』のタイトル曲「I am...」で書いたような“本当の私はこうなのに何でそうなの?”、“私はこうなんです。こう思っててこ うしたいんです”。そういう“世間と自分のズレ”みたいなのと私はずっと闘ってきたんだけど、ここ最近は“ やっぱりズレはあるんだろう”みたいに思えるようになってきたんだよね。昔は良かったと思うんだ、それで。 同じ傷を持った同士が一緒に苦しみをわけ合って…。でも、もうそうじゃないよねって思って。みんなも私がど ういう痛みを持っている人か十分わかってると思うしさ。
だから、今回の『RAINBOW』は、私の中にある迷いや不安、喜びや希望そういうのはもちろん歌っていく んだけど、“私は~、私は~”っていうコトじゃなくて、“(それを)聴いた人が立ち上がれるモノをつくろう ”、“でなければ、今回のアルバムは意味がない”って意識してつくったんだよね。

 確かに“人の生き様”や“人とは?”が色濃く描かれているアルバムだよね。じゃあ、最後に今回のアルバム をひと言で言い表すと?
a:今までで一番“PERSONAL”であり“PEACEFUL”な感じが出せたアルバムだね、『RAINBO W』は。

INTERVIEW:Kazuki Okabe





ALBUM 『RAINBOW』
AVCD-17239 / '02.12.18

00 「RAINBOW」
 この曲はCDには収録されてなくて、アルバム『RAINBOW』の初回盤に封入されている紙資料に載って いるURL(スペシャル・サイト)へアクセスすると聴くコトができる曲なんだよね。どんな曲か ? それは聴いてのお楽しみかな(笑)。まだ詞はつけてないんだけど、スゴクきれいな曲だよ。

01 「everlasting dream」
(作曲・編曲/CMJK)
 アルバムのオープニングを飾る「everlasting dream」は、CMJKさんが納期ギリギリであげてきてくれた曲。tasukuがつくった「taskin illusion」やHΛLさんの「neverending dream」といったいろんなインストがある中で、“1番歌メロっぽい”と思った作品なんだよね。詞のイメ ージはインストを聴いた時にパッと浮かんできたモノで…っていうか、その前に自分のホームペー ジ(Team Ayu)にそれに似たコトを書き込んだんだけど、みんな気がついたかなぁ? 詞を書く時もそれを思い出しながら書いたんだよね。

02 「WE WISH」
(作曲/D・A・I、編曲/HΛL[Toshiharu Umesaki, Takehito Shimizu, Yuta Nakano])
 「WE WISH」はスゴク強い曲。勢いがあって、始まっていく感じがするから1曲目にしたんだよね。詞やメロディ だけじゃなくて、ヴォーカルもいつもより強めにちょっと荒い感じで歌ってる。丁寧に言葉を置く感じじゃなく てね。それが特徴かな。タイトルを“I WISH”ではなく“WE~”にしたのは極々自然だったんだけど、これは“私だけの願い”じゃなくて“みん なもきっとそう願ってるだろう”と思ってそうしたんだよね。

03 「Real me」
(作曲/D・A・I、編曲/CMJK)
 “女なら闘うべき!”。そんな思いを込めてつくったのがこの「Real me」。私の中では、男の人はスゴクジタバタしてて、女はジタバタしないイメージがあってね。男の人はさ、 どんな大人でもどこかしら少年の部分があったりするでしょ。でも、女の人はピンチの時にも案外どっしりして るというか…。“私はそういう女でありたい”と思うんだよね。
 曲調はR&B風なんだけど、アルバムの中にそういうのを1曲入れたくて。私はあまりコーラスを厚くしたり するタイプではないんだけど、「Real me」はその特有の世界からコーラスがバンバン入ってる感じになってる。だから、その作業にスゴク時間がか かった(苦笑)。で、でき上がった時“すげぇ、こんなになるんだ! ”とか他人事のように思ったりして(笑)。
 あと、この曲はプロモーション・ビデオを制作したんだけど、そこにTRFのCHIHARUさんとかETS Uさんに出演してもらったんだよね。これは、ダンス・ビデオをつくりたいなって思った時、“2人にお願いす るしかない!”、“CHIHARUさんやETSUさんに、ぜひダンスのシーンで協力してもらいたい!”って 感じで…私の中では即決! だった。TRFのみなさんとは、夏にやった『a+nation』がきっかけで、最近接する機会がスゴク多く て、プライベートでも仲良くしてもらってて、 “何か一緒にやりたいね”って話をしてたんだよね。

04 「Free & Easy」
(作曲/CREA+D・A・I、編曲/HΛL)
 26th Single

05 「Heartplace」
(作曲/CREA、編曲/tasuku)
 「Heartplace」は心の叫びを書いた。アルバムに何曲か入っている英語詞の曲の中で、初めてレコ ーディングしたのがこの曲だった。だからとまどいも強くてね。その時は、英語詞にしたの失敗だ ったかな? と思ったりもして、すごいブルーになったなぁ(苦笑)。
 レコーディングの状況は、いつもならヴォーカル・ブースに入って、一気に歌って出るんだけど、この曲の時 だけは、ちょっと歌って、出て、考えて、で、またちょっと歌って、出て、聴いてって感じで…。いつもとはち がう流れで作業をしてたよ。そういう意味でスゴク印象的な曲だね。

06 「Over」
(作曲/CMJK、編曲/Toshiharu Umesaki, Atsushi Sato)
 過ぎ去りし日の恋を描いた「Over」。この曲は梅崎さん、佐藤さんに、ちょっとアジアを意識した感じの アレンジでお願いしますってオーダーをしたらこういう風にあがってきた。アジア過ぎないっていうか、なんか ちょっと“ん? アジアっぽいかな?”っていうくらいの感じがいいなって思ってたら、まさに思い描いた通りのバランスで…。  詞はホテルにこもって書いたんだけど、Bメロの英語がなかなか決められなくて、そこだけずっと手こずって た。あとはサビのメロが今までにはないタイプでいきなり上がる感じだから、いろんな歌い方を試して、今の形 におさまったんだよね。CMJKさんの曲を歌うのが初めてだったから、多分それもあったんだと思う。あと、 私はこの後に「HANABI」っていう流れがスゴク好きなんだよね。

07 「HANABI」
(作曲/CREA+D・A・I、編曲/CMJK)
 27th Single「H」収録

08 「taskinillusion」
(作曲・編曲/tasuku)
 インストゥルメンタル

09 「everywhere nowhere」
(作曲/pop、編曲/CMJK)
 この曲は私の後ろでキーボード弾いてるpopがつくってくれた曲で、初めて聴いた時から“アルバムに入れ よう”って決めてた。イメージがよかったっていうか、シュールなんだけど、スゴク爽やかって感じがして、い いなって思ったんだよね。でも、初めのAメロのところが結構ダークだから、そこは歌い方も言葉の載せ方もス ゴク大変で…テンパってたし(笑)、めちゃくちゃ時間もかかった。あと、アレンジはハイパー・テクノみたい な感じにならないように(笑) CMJKさんに頑張ってもらいました。 詞は最後だけ“いた”ってなってるんだけど、これは過去形にするこ とで前を向くコトができるというか、そういう感じにしたかったんだよね。

10 「July 1st」
(作曲/CREA+D・A・I、編曲/tasuku)
 27th Single「H」収録

11 「Dolls」
(作曲/CREA、編曲/HΛL[Toshiharu Umesaki, Takehito Shimizu, Yuta Nakano])
 私は迷い始めるとだいたいHΛLさんに“助けて下さい、神様”っていう感じで助けを求めるんだけど、HΛ Lさんは“超能力者じゃないか”って思うくらいに私の悩みを解決してくれたり、私の望む通りのアレンジをあ げてきてくれるんだよね。“そうそう、この音!”、“解決したじゃん!”っていう感じでさ。「Over」や インストの「neverending dream」もそうだけど、この曲は特にそれが強くて“「Dolls」の曲”って言ってないのに、もろ「D olls」でビックリ! したもん。
 詞は、でき上がった曲を聴いてる時、“どんどん花が咲いて、その花がいっぱい広がる絵”が浮かんできて、 それで、“綺麗な花を咲かせましょう”になって、で、そこからどんどん膨らませていった。何度も繰り返す言 い回し“ましょう”は、きれいな曲に仕上げたかったのと、日本語が持っている繊細なイメージを強調したかっ たからそうしたんだよね。

12 「neverending dream」
(作曲・編曲/HΛL[Toshiharu Umesaki, Yuta Nakano])
 インストゥルメンタル

13 「Voyage」
(作曲/CREA+D・A・I、編曲/Ken Shima)
 28th Single

14 「Close to you」
(作曲/CREA、編曲/Seiji Kameda)
 私なりのクリスマス・ソング。いや、私なりにクリスマスの感じを出したらこうなった(笑)のがこの「Cl ose to you」。もっと“ズバッ!”とクリスマスでもいいのかな? と思ったりもしたんだけど、私は言葉でストレートに伝えるよりも、作品全体を聴き終わったところで感じても らいたいと思ってつくってきたし、全体の中で感じてもらうことを大事にしてきたから、その辺は変わらず大事 にしていきたいなと思ってね。 この曲は“アルバムに収録できないんじゃないか”というくらいの時期に録っ た曲で、アルバム曲の中で最後にレコーディングをした作品なんだけどさ、アルバム制作の時期はとうに過ぎて たから(苦笑)、それ以外のスケジュールがパンパンで…。だから喉の調子を整える暇がなくて、何回かチャレ ンジしたんだけど、細かいニュアンスが伝わらないっていうか、なかなか上手く録れなくて…。ホントに最後の 最後に残ちゃったんだよね。


15 「independent+」
(作曲/CREA+D・A・I、編曲/tasuku)
 何て言ったらいいのかな? 「independent」をベースにしてさらに長くなった作品。“+”は聴いてのお楽しみ(謎)みたいな (笑)。『ayu ready?』のエンディングにテーマソングとして流れてるって言えばわかるかな? “+”ではHamo Hamo Boys & Girlsとしてマネージャー2人と番長、tasuku、夏来といった、いつも私の側にいる人や友達にコー ラスで参加してもらってます。どれが誰かわかるかな? って言うか、番長の声、聞こえすぎ(爆)。
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nmskalmn 11th September 2004 01:05 AM

A BALLADS, beatfreak Volume 183 - April 2003

Quote:

 まずは、3月12日に発売のバラード・ベスト『A BALLADS』に入っている曲の選考理由から教えてもらえる?
浜崎あゆみ(以下aと省略):収録した曲は、ファンクラブ=Team Ayuのアンケート集計結果をもとに、上位にきた曲を入れたんだよね。

 アンケートを採ろうと思ったきっかけは何だったの?
a:「RAINBOW」で詞やテーマを募集した時もそうだったんだけど、今回も“ファンのみんなと一緒に何かで きればいいな”って。

 ところで、「RAINBOW」で詞を募集したり、『A BALLADS』でファンクラブのみんなからアンケートを採ったり、今年のayuはファンの人たちの近くに 行こうとしてるのかな? って思うんだけど。
a:そんなに深く考えてやってるわけじゃないんだけど、“ファンのみんなのそばに”っていう気持ちは常にあるか らね。ただ、今まではそういう機会がなかなかなくて…。でも、今年は結構早めに計画できたから、実行に移し てみたって感じかな。

 で、話は元に戻るんだけど、『A BALLADS』のジャケットのテーマになっている“現在のayuと過去のayu”っていうアイデアのはど こからきたの?
a:いつも一緒に仕事をしているアート・ディレクターから“《現在のayuと過去のayuが2人同時に存在する 》っていうジャケットはどうか?”ってアイデアが出て。それで、今の自分が昔の自分を許したコトと、昔の自 分も今の自分を許したコトを表現しようと思ったんだよね。よく“癒し”とかって言われるコトもあるんだけど 、それはど~なんだろ? 今の自分は過去の自分を癒しきれているのかわからないし…。許しているのは確かなんだけどね。

 ちなみに“過去の自分”っていうのは、具体的にはどのくらい昔の自分なの?
a:ずっと昔、生まれてから今になる直前までだね。ジャケットでは大人のayuなんだけど、実はもっと赤ちゃん かもしれないし…。それくらい昔まで含めてだね。

 生まれた瞬間から今になる直前かぁ....。それはスゴクよくわかる。ところで、「RAINBOW」は、 レコーディングを初めて公開したんだよね。正直カメラが入って歌うのは気にならなかった?
a:気にならないと言ったら嘘になるね。正直、最初はカメラが入ってるコトでとまどったし…。でも、すぐには慣 れなかったけど、歌ってるうちに周りが気にならなくなった。さすがに目の前をカメラが横断したりするとちょ っと気になったけど…(笑)。でも、そうじゃない限り、ヘッドホンの中の世界に没頭できたし、全然苦じゃな かった。

 普段なかなか表に出ない部分なだけに“ayuはどうやって歌ってるんだろう?”って、気になってた人は多 かったんだろうね。
a:そうかもね。今回初めて公開レコーディングをやってみたんだけど、それを見て“あぁ、ayuはこういう風に 歌ってるんだ”、“(この曲は)こうやってできたんだ”って感じてくれる人がいたらうれしいよ 。

 続いて、詞に関してなんだけど、この「RAINBOW」は“曲を聴いた人たちから詞やテーマを募って、そ れを読んだayuが詞を書く”っていう初めての試みをやったんだよね。全部で10万通! 届いたって聞いたんだけど、それ全部に目を通したの?
a:うん。今まで直接みんなの声を聞いてそれを詞にするっていうのはやったことなかったし、届けられた声(詞や テーマ)はちゃんと全部聞きたい(見たい)と思ったからね。

 すべてを見た後、どうやって詞を書いていったの?
a:どうやってつくっていこうかな? って考えて…。全体を見て感じたコト、いろいろ思うじゃん、自分なりに。その感じた状態でいつも通りに詞を 書こうと思ったんだよね。いろんな人の良い言葉を断片的に繋いでいくんじゃなくてさ。それにそういう形だっ たらayuではない、職業作家の人の方がきっと上手にできるハズだし。

 誰か1人の詞やテーマではなくて、10万通すべてに目を通したayuが受けた(感じた)イメージを書いた ってコト?
a:そう。例えば、スゴク悲しいイメージの人がいたり、ハッピーなイメージの人もいたり、その人にしかわからな いようなイメージや世界もあったりする。そのどれかに主観をおいて書くんじゃなくて、10万人の中にはこう いう人もいて、こういう人もいる。それを踏まえた上で、私はどう感じるだろう? って。

 で、実際に詞を書き始めて…。でもさ、それが一番大変だったりするよね? 送られて来たモノはテーマやイメージも書き方もバラバラだったりするんだろうし。
a:そうだね。すべてに目を通すのはスゴク時間がかかったし、それを吸い上げるのはホント大変だった。その結果 、納期ギリギリ! の日にできたしね(苦笑)。でも、つくる前までは大変だったけど、書き始めたら結構すんなり書 けたんだよ。

 でも、その苦労の結果、スゴクいい作品ができたと思うよ。あったかくて、優しくてさ...。話は飛んで、 ラストに収録されている荒井由実さんのカヴァー曲「卒業写真」なんだけど、この曲って、ものスゴク有名な人 の、ものスゴク有名な作品じゃん。そういう他の人の曲を歌って作品にするのはどういう感じ?
a:「卒業写真」を歌うのは、確かにものすごいコトなんだろうけど、私はユーミン大好きだし、ユーミンとサザン ばかり聴いて育ったから、全然実感がわかないっていうか…。ずっと好きで、ずっと聴いたり、歌ったりしてき たから、いつも自分のすぐそばにあったっていうか、そういう図々しい思い? かな(笑)

 でも、レコーディングの時は緊張したんじゃない? 自分で書いた作品ではないし、そういう曲を歌う機会って今までなかったわけだからさ。
a:そうだよね。でも、緊張とかはしなくて、歌ってる時はうれしかったし、気持ち良かった。まぁ、街で流れたり してるのを聴いた時には、“私歌ってるよ!”って改めて思うんだろうけど…。この間もテレビでチラッとオン エアされたのを見て、“あ、私歌ってるよ!”って思ったしね(笑)。

 情報が浸透する前にラジオなんかで聴いて“ホントにayuなの?”って思ってた人も多かった みたいだよ。
a:ヴォーカル・アプローチがいつもとはちょっとちがうから、ayuっぽいけど、でも、ホントにayuなのかな ? って思った人はいたかもね。

INTERVIEW:Kazuki Okabe





Ballad Best Album 『A BALLADS』
AVCD-17278 / '03.03.12

01 「RAINBOW」
(作曲/CREA+D・A・I、編曲/CMJK)
 今まで直接みんなの声を聴いてそれを詞にするのはやったことがなかったから、「」でそれをやってみようと 思ったのがきっかけ。うれしいことに10万通! も届いてね。最初は“どうやってつくっていこうか? ”ってかなり迷ったけど…(苦笑)。届けられた声(詞やテーマ)はちゃんと全部聞きたい(見たい)と思った し、中にはスゴク悲しいテーマや逆にハッピーな内容、色をイメージして書いた作品とか、10万人いれば10 万通り感じることがあるわけで…。で、言葉を断片的に繋いでいくのは、職業作家の人の方がきっと上手にでき るし、ayuじゃないと思ったんだよね。だから10万分の1=どれかに主観を置いて書くんじゃなくて、すべ てに目を通して、全体を見たayu が感じたコト、イメージを詞にしたんだよね。

02 「appears "HΛL'S Progress"」
(作曲/Kazuhito Kikuchi、編曲/HΛL[Toshiharu Umesaki, Takehito Shimizu, Yuta Nakano])
 歌う前に、歌詞を確認しなくて済むぐらい頭に入っている作品(笑)。今までのayuの作品には、“私”や “あなた”、“君”といった主人公が登場して、彼らの揺れ動く気持ちや今こう思ってます、といった“心の内 側”を歌うことが多かったんだけど、この「appears」では初めて“恋人達”っていう言葉が出てくる。 一見幸せそうに見える恋人達が過ごす、ごく当たり前の日常。それを遠くから第三者的に見ている感じ。あと、 “キス”って言葉を使ったのも初めて。プロモーション・ビデオの撮影で歌った時はスゴク照れたね(笑)。  (from beat freak 142号)

03 「Key~eternal tie ver.~」
(作曲/Kunio Tago、編曲/Naoto Suzuki)
 この曲は、オケを変えようとか、歌入れをし直そうとかいろいろなアイデアがあって、実際作業を始めたりし てたんだけど、久しぶりに自分でオリジナルを聴いてみて、そのままの世界観がいいなって思ったからオリジナ ルのまま収録したんだよね。
 「Key~eternal tie ver.~」が収録されてる『Duty』は、1番ハードな時期に制作したアルバムで、だから声がちょっとハ スキーな感じになっているところがあるんだけど、でも、そういうのも特徴だし、それをそのまま残した方が良 いなぁって。やっぱり“その時の結晶”みたいなもんだしさ。

  04 「YOU "northern breeze"」
(作曲/Yasuhiko Hoshino、編曲/tasuku)
 デビュー曲「poker face」と同時期に用意されていたこの曲は、ayuにとって、“自分が歌を歌うんだ、歌手になるんだ”と いうことを意識させてくれた作品。「poker face」とこの「YOU」は、誰かのことを癒したいと思ってる自分がいたりしたんだけど、今思うと、その ころホントは自分が癒されたかったのかもしれない。詞にも出てるね、そういう悩んでいる部分が。レコーディ ングのときには、体調を崩して、ヴォーカル録りがかなり難航して大変だったな。 (from beat freak 132号)

05 「TO BE "2003 ReBirth Mix"」
(作曲/D・A・I、編曲/Naoto Suzuki, D・A・I)
 今やDo As Infinityとしてデビューを果たした長尾さんに書いてもらった初めての曲。長尾さんの第1印象は、“ 大きな壁”[“乗り越えられない大きな壁”ではなくて、ホントに見た目がデカイという意味。ゴメンナサイ、 長尾さん(笑)]。
 「TO BE」はコーラスが、今までのシングルよりも厚い音で入ってたんだけど、みんなは気が付いた? あと、「TO BE」のころは、当時ayuの中でブームだった、70年代っぽい雰囲気の衣装で、頭にスカーフを巻いて歌番 組に出演することが多かったな。  (from beat freak 142号)

06 「HANABI」
(作曲/CREA+D・A・I、編曲/CMJK)
 アンケート結果で「HANABI」が上位に入っていたのは、スゴクうれしかった。で、どういう形で収録し ようか考えたんだけど、最近の曲だし、今回はバラード・ベストだから、原型のままでいこうと。ツアーなんか で披露しているライヴ・ヴァージョンはもっとロックでタイムも長くなってて、ayuはそっちの方も好きなん だけどね。機会があったら是非ライヴ・ヴァージョンも聴いてほしいな。

07 「 "HΛL 'S Progress"」
(作曲/CREA+D・A・I、編曲/CMJK)
 (作曲/CREA、編曲/HΛL[Toshiharu Umesaki, Takehito Shimizu, Yuta Nakano])
 2000年最後にして初CREAの作品。この曲は、“(今度の曲は)クリスマス・ソングにしよう”って、 ayuとプロデューサーの考えから、いろんな人に曲を書いてもらうようにお願いしてた。でも、何曲書いても らっても自分の思ってるような曲があがってこなくて…。で、これはもうCREAしかいないって思ってそうし たんだよね(笑)。でも、当時、まだCREAは曲を書いたことなかったから、本当にayuが望む曲が書ける のか? っていう不安はあったんだけど…。
 あと、今まで、ayuのプロモーション・ビデオは、どちらかと言うと、カァーッと照明が当たっている中で ニコニコしながら歌ってる姿をアップで撮ってるみたいなのが多かったんだけど、この「M」のプロモーション ・ビデオは、それまでとはちがう画にしたくて、ヨッチャンやエンリケさんたち=バンドのメンバーに参加して もらった。教会の前でみんなと一緒に歌うayuの姿。それは、演じているayu自身にとってスゴク新鮮だっ たんだよね。 (from beat freak 159号)

08 「Dearest」
(作曲/CREA+D・A・I、編曲/Naoto Suzuki)
 「Dearest」は2001年の集大成的な曲。これもオリジナルのまま収録してある。最初は、ピアノ・ ソロ・ヴァージョンもいいかな? って考えたりしたんだけど、この曲は原曲にあるイントロ部分のピアノのリフが印象的だから、それを活かすた めには“オリジナルのままがいい”、“やっぱり「Dearest」はあのイントロで始まらないと”と考えた んだよね。「Key~eternal tie ver.~」のところでも話したけど、それと一緒で、改めて聴いてみて思うコト、感じるコトって結構あるん だよね。

09 「Dolls」
(作曲/CREA、編曲/HΛL[Toshiharu Umesaki, Takehito Shimizu, Yuta Nakano])
 私は迷い始めるとだいたいHΛLさんに“助けて下さい、神様”っていう感じで助けを求めるんだけど、HΛ Lさんは“超能力者じゃないか”って思うくらいに私の悩みを解決してくれたり、私の望む通りのアレンジをあ げてきてくれるんだよね。“そうそう、この音! ”、“解決したじゃん! ”っていう感じでさ。
 詞は、でき上がった曲を聴いてる時、“どんどん花が咲いて、その花がいっぱい広がる絵”が浮かんできて、 それで、“綺麗な花を咲かせましょう”になって、で、そこから膨らませていった。何度も繰り返す言い回し“ ましょう”は、きれいな曲に仕上げたかったのと、日本語が持っている繊細なイメージを強調したかったからそ うしたんだよね。 (from beat freak 180号)

10 「SEASONS "2003 ReBirth Mix"」
(作曲/CREA+D・A・I、編曲/tasuku)
 最初は、“昨日のことを悔やんだり、明日を期待したりしても、自分は今をどうにかすることしかできない” ってことを書こうと思った。でも、詞を書いている過程で、その自分が存在している“今”ですら否定してしま うayuがいることに気が付いて…。「SEASONS」は、そんな心の葛藤を表現した作品。そういう意味で は、スゴクわかりやすいと言うか、精神状態が詞に表われるアーティストだなって思いますね。
 「vogue」、「Far away」、「SEASONS」の3部作は制作するのにスゴク時間がかかった作品。詞が書けずに悩んだ時期 もあったし、レコーディングに行っても歌えなかったことや行っても途中でスタジオを後にして帰ってしまった こともあった…(苦笑)。普段、絶対にそんなことはしない人なんだけどね、ayuは。そして、3曲とも今は 絶対書けない! 消されてしまったら…もう思い出せないかもしれない。 (from 「vogue」「Far away」「SEASONS」OFFICIAL INTERVIEW 2000年6月取材)

11 「Voyage」
(作曲/CREA+D・A・I、編曲/Ken Shima)
 「Voyage」はミュージック・ビデオ『月に沈む』のイメージがすごく強い。曲が流れてるのを聴くと、 行定さんの映像と真夏なのに極寒の日光で撮影した日々とが浮かんでくるし…。ホント「Voyage」はそれ だね。あとは、去年の年末、いろんな歌番組でちがったヴァージョンを何度も歌ってたからそういう印象もある し。

12 「A Song for ΧΧ "030213 Session #2"」
(作曲/Yasuhiko Hoshino、編曲/Shingo Kobayashi)
 サブ・タイトルの"030213 Session #2"はそのまんま(笑)。セッションをやった日付=2003年3月12日と“#2”はTake-2(2度目)のモノを採用したってコトを表記したんだよね。レコーディングする前は、“生バンド+一発録り でいこう!”とかみんなで言ってて、“よっしゃ~!”って意気込んでスタジオに入ったんだけど、“生バンド でやろう!”ってアイデアを出した張本人の私がまちがったもんで…(苦笑)。で、“もう1回やらせて!”っ てお願いして、2回で成功したんだよね。
 「A Song~」はayuの中では一番変化した曲。ファースト・アルバムに収録してるオリジナルはスゴク繊細な イメージなんだけど、ライヴなんかではあえて元々のイメージを払拭するようなロック調ですごいハードな曲に してある。今となってはオリジナルとは全然ちがうもう1つの作品になりつつあるかな? でも、そっちの形の方が今は「A Song~」らしいかなって思うよ。
 アレンジは、バラード・ベストってコトを考えてシンゴさん(ayuのライヴでキーボード兼バンド・リーダ ーをやってくれてる人)がちょっと見直してくれたんだよね。

13 「Who... "Across the Universe"」
(作曲/Kazuhito Kikuchi、編曲/CMJK)
 今回の『A BALLADS』は、事前に“この曲はアレンジしなきゃ”って決めてたわけじゃなくて、まずはいろんな曲を アレンジしてみて、で、でき上がったモノを ayuやスタッフたちで聴いて、“あ~じゃない、こ~じゃない”って意見を交わしたりしたんだよね。で、も との「Who...」は、打ち込み要素が多い感じがしたから、今回はもうちょっと人間っぽく、手づくりな感 じにアレンジしたモノの方がいいなと思ってね。ただイントロのメロは、「Who...」の特徴で、ayuも 好きな部分だから残しおいたんだけどね。アンケート結果の1位が「Who...」だったのはayuも予想通 りだったよ。

14 「卒業写真」
(作詞作曲/Yumi Arai、編曲/tasuku)
 「卒業写真」を歌うのは、確かにものすごいコトなんだろうけど、ayuはユーミン大好きだし、ユーミンと サザンオールスターズばかり聴いて育ったから、全然実感がわかないっていうか…。ずっと好きで、ずっと聴い たり、歌ったりしてきて、いつも自分のすぐそばにあったっていうか、そういう図々しい思いかな ? (笑)
 レコーディングの時は緊張しなかった。それよりも歌えるコトがうれしかったし、歌っていて気持ち良かった 。この曲はヴォーカル・アプローチがちょっとちがうから、“ayuっぽいけど、でもホントにayuなのかな ?”って思った人がいたみたいだね。

※この楽曲解説は、beat freak 132号、142号、159号、180号、そして、2000年6月に取材した「vogue」「Far away」「SEASONS」オフィシャル・インタビューを元に本人の意図を最大限活かすよう再編成してい る部分があります。
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[Edited by AHS Staff]
Discussion/Thanks:
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nmskalmn 11th September 2004 01:05 AM

RMX Works, beatfreak Volume 189 - October 2003
Quote:

RMX WORKS from ayu-mi-x 5 non-stop mega mix
AVCD-17379 / '03.09.25 / \3,059(tax in)



01>>> Free & Easy<Huge Heavenly Mix>Remixed by Huge
 これまでも「Far away」や「Daybreak」など数々の作品でリミックスを聴かせてくれてきたHugeによる、ハード なデジタル・リミックス。

02>>> Real me<RAM RIDER REMIX>Remixed by RAM RIDER
 シングル「Fly high」以来、「Endless sorrow」、「I am...」などのリミックスで参加しているRAM RIDER(以前はRam Doubler名義)。今回も軽快なフロア・サウンドを聴かせてくれる。

03>>> everywhere nowhere<NEWDEAL REMIX>Remixed by NEWDEAL
 HITOSHI OHISHI、KENJIRO TSURUMAKIの2人からなるテクノ・プロジェクト、NEWDEALによるテクノ・リミックス。

04>>> WE WISH<Dub's Club Remix>Remixed by Dub Master X
 ミュートビートの一員として活躍。バンド解散後は、Dub Master Xとしてジャンルにこだわらず、常に新しいサウンドをつくり続けるリミックス界の第一人者。

05>>> July 1st<Dub's FunFUn Remix>Remixed by Dub Master X
 前曲に続き、Dub Master Xによるリミックス。原曲に比べ、どこか悲し気な雰囲気がただよう。

06>>> Close to you<NEWDEAL REMIX>Remixed by NEWDEAL
 まさにリミックス。ヴォーカル部分にも大幅に手を加え、オリジナルとはまったくちがった楽曲 に。

07>>> Voyage<Dub's Old Style Basic Remix>Remixed by Dub Master X
 こちらは、前曲とは逆に、ヴォーカルを十分に活かしたリミックスを聴かせてくれる。

08>>> HANABI<ARIWA Dub Mix>Remixed by MAD PROFESSOR
 レゲエ・オリエンテッドなリミックスを聴かせてくれるMAD PROFESSOR。ちなみに“ARIWA”とは彼が所属するレゲエ・レーベルの名前。

09>>> HANABI<天の岩戸開いたよREMIX>Remixed by UBARTMAR.COM
 イカ天バンド「有機生命体」のキーボードとして活躍。バンド解散後、アレンジャー/リミキサーとして活躍 。最近はUBARTMAR.COM名義で活動。サイケデリック・トランス・ミックスを聴かせて くれる。

10>>> Over<Dub's Overload Remix>Remixed by Dub Master X
 ドライブにピッタリな疾走感あふれる気持ちよいリミックス。

11>>> everlasting dream<Rainbow Dew Drop Mix>Remixed by CMJK
 電気グルーヴを脱退後、CUTEMAN、Confusionなどのテクノ・ユニットを経て、 Alec inc.として活動していたが、CUTEMANを再結成。個人としても、さまざまなアーティストに楽曲を提 供しているCMJKによるリミックス。

12>>> Heartplace<dj Remo-con Remix>Remixed by DJ REMOCON
 ヴェルファーレで開催されているイベント「Cyber TRANCE」などで活躍するDJ REMOCONによるリミックス。あのCMでおなじみの曲が、軽快なポップスに!

13>>> Dolls<Dub's Wax Figure Remix>Remixed by Dub Master X
 Dub Master Xらしく、歌を聴かせながらも、きっちりフロア対応。きれいなピアノ・サウンドが印象的なリミッ クス。

14>>> independent<Daylight Mix>Remixed by SINGO
 前曲に続き、浜崎あゆみのヴォーカルを活かしたリミックス。SINGOは浜崎リミックス作品 には初登場。

15>>> Voyage<83Key's Eternal Remix>Remixed by 83Key
 アレンジャー/リミキサーとして活躍している83Key。浜崎作品では、「UNITE!」や 「I am...」のリミックスでおなじみだが、本作ではアルバムの最後を絞めるおだやかなリミックスを聴かせて くれる。


RMX WORKS from Cyber TRANCE presents ayu trance 3
AVCD-17380 / '03.09.25 / \3,059(tax in)



01>>> WE WISH<Ramon Zenker remix>Remixed by Ramon Zenker
 ドイツが世界に誇る天才プロデューサー、ラモン・ツェンカーのリミックス。ヴォーカル・トランスの生みの 親。フラグマ名義の「Toca's Miracle」で全英チャートNo.1を獲得。ほかにパッフェンドルフやベリーニのプロデュースを手掛け るなど、さまざまなジャンルで活躍している。

02>>> Real me<Megara vs DJ Lee remix>Remixed by Megara and DJ Lee
 2人のコンビとしては、「Full Intention」、「Hold Your Hands Up High」などで有名。イタロ・ハード・ハウスを聴かせてくれる。

03>>> Voyage<Dirt Devils remix>Remixed by Dirt Devils
 イギリスで活動するアバーヴ&ビヨンドのメンバーでもある、ジョノ・グラントとパーヴォ・シルヤマーキの 2人からなるユニット。名作「The Drill」、そして最近では「Rock & Roll」がここ日本でもヒット中。

04>>> everywhere nowhere<Norman Bass remix>Remixed by Norman Bass
「Jack To The Sound」、「Clap Your Hands」、「How U Like Bass?」などでおなじみのノーマン・ベース。イギリスを中心に活動中。

05>>> Naturally<Wippenberng remix>Remixed by Wippenberg
 アクアゲンというユニットでも活躍するドイツ人アーティスト。ショーン&キム「Sunshine」やフラ グマ「Embrace Me」のリミックスで一躍人気プロデューサーの仲間入りをした。

06>>> July 1st<Flip & Fill remix>Remixed by Flip & Fill
 マーク・ホールとグラハム・ターナーによるイギリスのプロデューサー・チーム。「True Love Never Dies」、「Shooting Star」などが有名。

07>>> Dolls<Future Breeze remix>Remixed by Future Breeze
 ドイツのクリエイター・チーム。DJ SHINKAWAとの共作による「The Moon」が大ヒット中。

08>>> Heartplace<Lab-4 remix>Remixed by Lab-4
 レズとアダムによるユニット、ラブ4。イギリスを中心に、ヘヴィメタルの影響を感じさせるハードな“ニュ ーエナジー・サウンド”を聴かせてくれる。

09>>> NEVER EVER<Decoy & DJ Bonka remix>Remixed by Decoy & DJ Bonka
 女性ヴォーカルをフィーチャーした「 Inner Life」がヒット中のDecoy & RoyのDecoyと「Once Upon A Time In The West」のリミックスなどで名を知られるDJ Bonkaの2人によるリミックス。

10>>> Endless sorrow<VooDoo & Serano remix>Remixed by VooDoo & Serano
 ドイツで活動するユニット。DJとして活動しているVooDooとCJストーンズの2人からなる。「Bl ood Is Pumpin」が世界的にヒットし、一躍有名に。

11>>> Connected<Talla 2XLC remix>Remixed by Ferry Corsten
 フェリー・コーステンはオランダのプロデューサー。システムF名義での「Out Of The Blue」が、今日の日本のトランス・シーンを形づくった。また、グリエラ名義、さらにはフェリー・コース テン名義でさまざまな音楽活動を行っている。

12>>> HANABI<Lange remix>Remixed by Lange
 イギリスのDJ/プロデューサー、スチュワート・ランジのプロジェクト、ランゲ。「Drif ting Away」のヒットで注目を集める。

13>>> independent<Cyber NATION remix>Remixed by Cyber NATION
 オランダのブラッド・グロブナーとロブ・ジャンセンによるユニット。DJのみならず、キーボードを即興で あわせるライヴ・パフォーマンスで人気を集めている。「Sunshine」が世界的にヒット。


RMX WORKS from SUPER EUROBEAT presents ayu-ro mix 3
AVCD-17381 / '03.09.25 / \3,059(tax in)



01>>> independent<Europop Mix>Remixed by Dave Rodgers & Sandro Oliva

02>>> WE WISH<Starlight Mix>Remixed by Sergio Dall'ora & Luca Degani

03>>> Dearest<Sentimental Euro Mix>Remixed by Laurent Newfield

04>>> July 1st<A Eurobeat Mix>Remixed by Sergio Dall'ora & Luca Degani

05>>> Heartplace<Dreamland Mix>Remixed by Dave Rodgers & Sandro Oliva

06>>> Naturally<Human Mix>Remixed by Laurent Newfield

07>>> HANABI<A Eurosenti Mix>Remixed by Sergio Dall'ora & Luca Degani

08>>> Daybreak<Eurospeedy Mix>Remixed by Dave Rodgers & Sandro Oliva

09>>> Real me<A Eurobeat Mix>Remixed by Laurent Newfield

10>>> everywhere nowhere<Time Mix>Remixed by Sergio Dall'ora & Luca Degani

11>>> Free & Easy<Energy Mix>Remixed by Dave Rodgers

12>>> Voyage<Sweet Mix>Remixed by Laurent Newfield

13>>> ayu-ro super mega mixMega Mix by Akira "BOSS" Yokota

     Depend on you<Extended Power Mix>
     Fly high<Euro-Power Mix>
    AUDIENCE<Euro-Power Mix>
    poker face<Extended Power Mix>
    monochrome<ayu-ro Extended Mix>
    immature<Sweet Mix>
    Trauma<Eurobeat Mix>
    vogue<Traditional Mix>
    m<Sweet Heart Mix>
    UNITE!<Euro-Power Mix>
    Endless sorrow<A Aggressive Mix>
    Trust<A Eurobeat Mix>
    Boys & Girls<A Eurobeat Mix>
    appears<Aggressive Extended Mix>
    evolution<Time Is Pop Mix>
    SURREAL<A Sentimental Mix>
    End roll<ayu-ro Extended Mix>
    TO BE<Eurobeat Mix>

 イタリアのユーロビート・レーベル、A-BEAT C(Dave Rodgers & Sandro Oliva)、TIME(Sergio Dall'ora & Luca Degani)、DELTA(Laurent Newfield)が本場のユーロでリミックスした12曲。哀愁系あり、ハイパーありと、ひと口にユーロ・ リミックスといってもさまざまな表情を見せてくれる。さらに、横田商会のDJ BOSSによるスーパー・メガ・ミックスを収録。

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[Edited by AHS Staff]
Discussion/Thanks:
http://www.ahsforum.com/forum/showthread.php?t=6287

nmskalmn 11th September 2004 01:05 AM

Memorial address, beatfreak Volume 192 - January 2004
Quote:

まずはこの1年を振り返っての感想を聞かせてもらえる? 相変わらず忙しい1年だったんじゃない? 3月から5月末まで初のファンクラブ会員限定のライヴハウス・ツアー「TA LIVE」。7月には4曲入りのマキシ・シングル「&」。8月には30枚目のシングル「forgivene ss」。そして、10月からは30枚目のシングル発売を記念したライヴ「A museum」。11月に「No way to say」を発売して、この12月にはミニ・アルバム『Memorial address』リリースだし。
浜崎あゆみ(以下aと省略):うん。でも、'03年は本当にスゴクいい流れだったと思う。いろんなことに挑戦できたし 。中でも秋にやったライヴ「A museum」は私の中で大きくて…。これがあったから「No way to say」が生まれたし、ミニ・アルバム『Memorial address』が誕生したんだと思う。

 「A museum」は、会場全体を使い、複数のステージを瞬間移動したり、50メートル強のベールをまとった純 白ウエディングドレスを着たり、ほんとスゴイ内容だったよね。全22曲! 公演時間2時間半!! にもかなり驚かされたけど。
a:そうだね。「A museum」をやってみて、改めて自分をサポートしてくれてるバンド・メンバーやダンサーの素晴らしさを 再認識できた。上手く伝えるのは難しいんだけど、このライヴを終えたことで得たモノはスゴク多いし、計りし れないほどの影響を受けたと思ってる。それくらいこのライヴ=「A museum」は自分にとって大きかった。

 今回の『Memorial address』はCDのみ(\2,100)とCD+DVD(\3,465)の2タイプがあって、DVDに はボーナス・トラックの「Memorial address」を除く全7曲のプロモーション・ビデオ(PV)と「A museum」のダイジェスト映像が入ってるんだよね。
a:うん。DVDを見てもらえば「A museum」の雰囲気が伝わると思う。

 それにしても、CD+DVDとは豪華な2枚組だよね。PVやライヴの映像を収録したDVDをセットにした 経緯を教えてもらえる?
a:今年の初めから映像に興味を持ち始めて、いろんな映像監督たちの作品を積極的に見るようになって。それで、 今年初のリリース作品「&」では新たな監督たちと個性的な3作品(「Greatful days」、「ourselves」、「HANABI~episode II~」)をつくった。その3作品を見たプロデューサーから“CD+DVDのミニ・アルバムをリリースしよ う”と話が来たのが始まり。で、その話を受けて、DVD には今年映像の持つ魅力や可能性を感じた私を反映した形='03年に撮影した7本のPV+「A museum」のダイジェスト映像を収録しようと。

 映像の魅力にハマッた自分自身を表現する作品になったと。
a:これはぜひじっくりと腰をすえて見てもらいたい! 何かを感じて動いているayu。それを1人でも多くの人に見てもらえたらと思うし、耳だけで得る情報と目と 耳の両方で得るモノはちがうだろうから。

 続いてジャケットのテーマについて教えてもらえる?
a:ジャケットのテーマは“内に秘めた強さ”、“内に秘めた思い”。それを表現したかったからジャケットや中の 写真は、“笑っているでもなく、泣いているでもないすべて無表情な私”にして、全体的なカラーもあえてあま り存在を主張しないゴールドにした。

 中にある写真でグリーンの衣装を着た人形っぽい写真があるけど、それもそんな感じだよね。人形の中に心が あって、訴えかけてるような…。
a:そう。まさにそんな感じ。

 ミニ・アルバムの内容について少し教えてもらえる? 今回はシングル5曲に書き下ろした3曲の構成だよね。曲数は最初から8曲でいこうと?
a:ううん。今回のようなミニ・アルバムという形態は初めてだったから最初は何曲がいいか? を考えた。で、最終的に8曲に決めたんだけど、シングル5曲に新たな3曲をプラスしたことで、その5曲に込 めた思いがより伝わるようになったと思う。

 ポップなメロディが特徴の「ANGEL'S SONG」、切ない恋心を歌った「Because of You」、それと生バンドで収録した「Memorial address」の3曲。どれもいい曲だよね。ところで、ボーナス・トラックの「Memorial address」をミニ・アルバムのタイトルに決めたのと他の7曲とちがって、歌詞を掲載していない理由を 教えてもらいたんだけど。
a:“ミニ・アルバム=今年の自分”と考えた時、私のベースになっていたモノ、それはこの「Memo rial address」にあって。だからタイトルはコレがいいと思った。でも、この曲に関しては自分でいろいろ説 明するつもりはなくて、まず、聴いてもらいたい。ちゃんと聴いてくれれば私が何を思ってこの曲を書いたかが わかると思うから。歌詞を載せてないのも、文字にしてしまうより(目で見るよりも)、何も情報がない状態で まず耳で聴いて、そして感じてほしかったから。

INTERVIEW:Kazuki Okabe

★Profile
'78年10月2日生まれ。福岡県出身。血液型A型。'98年4月8日「poker face」でデビュー。以後、シングル31枚、アルバム19枚(リミックス、ベスト含む)をリリースしてい る。


★New Release
Mini Album 『Memorial address
CD+DVD: AVCD-17410/B / '03.12.17 / \3,465(tax in)
CDのみ: AVCD-17411 / '03.12.17 / \2,100(tax in)


01 「ANGEL'S SONG
作曲/Tetsuya Yukumi 編曲/HΛL 
PVディレクター/須永秀明

 「ANGEL'S SONG」はメロディが突き抜けてる。作曲者のYukumiから来た状態はもっとロック・テイストで、もの 悲しい感じだったんだけど、アレンジをお願いしたHΛLさんは、それを思いっきりアップなHΛ L節全開! のアレンジにしてきて…。で、それが私の中でグッときてできた曲。PVは「Greatful days」を撮ってもらった須永監督にお願いした。狼に変身した私がギャングとバトルをするんだけど、その 内容を初めて聞いた時は、思い描いてたイメージとのギャップがスゴクて…正直ちょっと驚いたよ (苦笑)。

02 「Greatful days
作曲/BOUNCEBACK 編曲/HΛL 
PVディレクター/須永秀明

 詞の内容がすごくシンプルだし、主張しすぎない存在って言うのかな? スゴク聴きやすいんだけど、実はすごく主張があるというか…。そういうのがほしくてつくったんだよね。メロ ディは“これでもか!”ってくらい前向きな感じ。でもメチャクチャ明るいから、どんな顔して歌っていいかわ からなくて(苦笑)。レコーディングの時はいつも笑ってたらしいんだよね。PVのテーマになってるのは“開 放的な夏だからこそできる悪ノリ”。「ourselves」が悪夢なら、こっちは楽しい夢って 感じかな。

03 「Because of You
作曲/BOUNCEBACK 編曲/HΛL 
PVディレクター/丹下紘希

 友達が、ある人と出会いスゴク好きになった。でも上手くいかなくて落ち込んでた。私が“出会わなければ良 かったと思う?”と聞いたら、その友達が“出会えて良かったし、出会えたことが自分にとってスゴクうれしい ”って晴れやかないい顔で答えてくれて…。それが、私の中に強く残って、そこからこの「Beca use of You」は生まれた。PVにはいつも一緒にツアーをまわっているダンサーたちが出演しているんだけど、これ は私が丹下監督に提案したアイデア。『A museum』をやった時、その表現力を見てスゴク感動したからね。当日、セットの中にいるダンサーたちを 見て、空気を操っているというか、どういう目的で自分がそこに立っているのか、ちゃんと理解してると思った 。“はじめまして同士”では決して出せない絵・空気がそこにはあったし、映像にも出てると思う 。

04 「ourselves
作曲/BOUNCEBACK 編曲/CMJK 
PVディレクター/丹下紘希

 クールでスゴク潔よい曲。恋愛というよりは、ハッピーなだけではない人生そのものを歌ってるんだよね。十 分すぎるくらい満たされてる自分がいるんだけど、実は終わらない悲しみもあるっていうかさ。そういう感じを 書きたかった。PVに関しては、奇抜なメイクや衣装、狂気の世界に身を投じた学者、私のポスターを破く不気 味なアンチファンたち。そして彼らがかぶっていた私と同じ顔のマスクとか、丹下ワールド全開! って感じの作品になってます。

05 「HANABI~episode II~
作曲/CREA+D・A・I 編曲/tasuku 
PVディレクター/丹修一

 去年の夏にリリースした「」に入ってた「HANABI」は、♪もうどうしようもない~♪という詞で終わっ てるでしょ。それはそれでスゴク良いんだけど、でもちゃんと終わらせたいなと思って。PVは、DVDに収録 している7本の中で唯一ロケをした作品(九十九里浜で撮影)。早朝から日没まで、空模様を気にしながら分刻 みのスケジュールの中で撮影した。背景の曇り空、グレーに煙った海、ガラスを滑り落ちる雨、こぼれ落ちる涙 、寂しく時に激しい音色を奏でるギター。そして、はかなく散る花火…。PVに出てくるすべては、まるで夏の 終わりを告げるようにどこか哀しげな表情をしてると思う。

06 「No way to say
作曲/BOUNCEBACK 編曲/HΛL 
PVディレクター/上村右近

 説明したいんだけど、上手く説明できない。しゃべればしゃべるほど壁ができていったり、むしろ言葉がジャ マをする。私はホント話すこと・説明することが苦手だな、そう感じていた時があった。で、それを人に話した ところ“みんなそうなんじゃない?”って言ってくれた人がいた。その言葉がきっかけとなって生まれたのがこ の曲。PVは「Real me」を撮ってくれた上村監督にお願いした。街角に立って、行き交う人にティッシュを配るサンタクロースが 、私にはみんなとちがう色のティッシュをくれて、再び会った時に赤いラッピングで包まれたプレゼントを手渡 してくれるシーンがある。これは、今の世の中、便利になってメールとかで用件や気持ちを伝えることが多いけ ど、やっぱり大事な人への思いを込めたプレゼントは手渡しの方が絶対にいいと思うから、そういうイメージの シーンを組み込んだんだよね。

07 「forgiveness
作曲/BOUNCEBACK 編曲/HΛL 
PVディレクター/尾小山良哉

 自分の目線をムリに上げ下げせずに、でも歳をとった人も、自分くらいの年代も、もっと下の子供たちにも共 通してあるものは何だろう? と考えた。そしたら“愛”にたどり着いた。赤ちゃんから、おじいちゃんやおばあちゃんまでどんな世代の人に も“愛”はあると思うし。タイトルは“祈っている感じ”、“懺悔してる感じ”、“荘厳な感じ”といったイメ ージから「forgiveness」に。日本語で“許す”とか“寛大な”といった意味があるんだけど、この 作品には“寛大な”の方が近いと思う。PVは、CGを多用していて、撮影中には尾小山監督に“ここに○○が あると思って…”とか言われたり、自分でイメージしながら演じなければならない部分が多くて、それがスゴク 難しかった。

08 「Memorial address
作曲/Tetsuya Yukumi 編曲/tasuku

 タイトル曲であり、ボーナス・トラックでもあるこの曲は、CDに収録している全8曲中唯一バンド・セッシ ョンで収録した曲。もともとは私ひとりでスタジオに入ってレコーディングをしてたんだけど、レコーディング していて、ひとりよりも、周りにバンドやコーラスのみんながいて、音を聴きながら歌いたいと思った。ヨッチ ャンのギター、エンリケさんのベース、信吾さんのピアノ。支えてくれる人・音が私を穏やかにしてくれると思 ったし、必要だとも思った。「Memorial address」。それは、私の中では特別な存在で、この曲をつくっている時、私の中にあった「teddy bear」(『DUTY』に収録)と共に大切なモノ。
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[Edited by AHS Staff]
Discussion/Thanks:
http://www.ahsforum.com/forum/showthread.php?t=6287


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