
29th May 2003, 12:30 AM
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Evolution Wind
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LOVEppears, beatfreak Volume 142 - November 1999
Quote:
11月10日、ファン待望のセカンド・アルバム『LOVEppears』と30万枚限定のマキシ・シングル 「appears」を同時リリースする浜崎あゆみ。約10ヵ月ぶりとなるビートフリークへの登場。そこで彼 女は、アルバムについて、サウンドや詞の変化。プロデューサーについて語ってくれた。
まず最初に、セカンド・アルバム『LOVEppears』というタイトルの由来から教えても らえる?
『LOVEppears』は、LOVE(愛)とappears(~のように見える)という単語をミックスし て、Ayuがつくった造語だそうだけど、これにはどういう意味が込められているの?
浜崎あゆみ(以下Aと省略):タイトルの『LOVEppears』は、愛のように見えるモノと、目に見えるモノ とのギャップという2つの意味を込めて付けたんです。LOVEはジャケットのデザインを考える時に使おう と思った言葉で、LOVEppearsにしたのは、タイトルで悩んでた時に、英語の単語はAとBをく っつけて新たな言葉Cが生まれることがあるんだよって教えてくれたスタッフがいたから。じゃあ、Ayuが LOVE+appears=LOVEppearsって新たな単語をつくってもいいかなって思って
。
当初から決めていたLOVEにappearsを加えたのはどうして?
A:ジャケットの撮影でニューヨークへ旅立つ前、車の中から窓の外を眺めてた時に、スゴク幸せそうなカップルが いたんだけど、でも、実際の2人はひょっとしたら、今、重大な危機に面しているかも知れないし、ホントは別 れ話をしている最中かも知れない、そう感じた自分がいて~のように見えるの意の単語appears を付けたの。実際に接してみないと、触れてみないとわからないこと。見かけやイメージだけで、勝手に良い風 にも悪い風にも判断してしまうことが多いけど、本当はそうじゃないんだなってこと。
まさに目に見えるモノとのギャップ。でも、そういう風に第三者的に物事を捕らえ、感じたりする詞の書 き方はファースト・アルバムのころにはなかったよね。ちなみに僕は、その傾向は「TO BE」で少し、「Boys & Girls」辺りからは比較的ハッキリと表れてきたと思うんだけど、Ayuはどう思う?
A:うん、変わってきてると思う。
それは自然発生的に変わったと思う? それとも自分が変えようとした結果そうなったと思う?
A:いろんなことを吸収して成長した後変わった、というよりは、自分はファースト・アルバムから何を吸収したの か? また、この1年で何が起きたのか? そういうのを日々考え、意識して、把握した上で、自分自身が変えよう(変わろう)として詞を書いていたから 、その結果じゃないかって思ってる。
サウンド面では、マキシ・シングル「Boys & Girls」の辺りから、ハード・ハウスやレゲエなんかのテイストを取り入れたリミックスを数多く収録する ようになったね。
A:あれは、セカンド・アルバムにもそういうテイストの音を入れようというプロデューサーの考えでそうしたの。 王道のリミックスとコアなアレンジの両方にしたのは、最近、そういう音づくりを始めてからAyuを好きにな ってくれた人たちと、デビュー当時からずっとAyuのことを応援してきてくれた人たちみんなにわかりやすく 伝わるようにと思って。
このアルバムの伏線だったと。
A:うん。あと、『A Song for ΧΧ』のころは、例えば悲しい時、切ない時はとても悲しいです、切ないですって伝え方をしてた。静かに 泣いて、静かに傷ついて、静かに悔やんでたり。でも、『LOVEppears』では、悲しみや、切なさを激 しい音で表現したり叫んでたりする。切ないという点だけ見れば変わりがなかったりするんだけど、でも今年の Ayuはスゴクそういうテンションだったから、そうしてた。ただ、今回のアルバムがそうだからって、次回も そうなのか? っていうとそれはわからない。もしかしたら次のアルバムはファーストのころの音に戻るかもしれないし、別の 方にいっちゃうかもしれない。
ところで、このインタビューをする前にプロデューサーであるmax matsuura氏に聞いたら、彼はAyuは細かな裏方的作業まですべて自分でやっているし、Ayuのや ってることはもうプロデューサーの域まで達しているから、ホントはProduced by ayumi hamasakiと明記してもいいと思っているって言ってたんだけど、それについてはどう思う?
A:何度かProduced by ayumi hamasakiにしろよって言われたことがあるんだけど、Ayuはプロデューサーはmax matsuuraじゃなきゃ意味がないと思ってる。実際何かをやって表現するのは、Ayuだったりもするけ ど、でも、なぜそれをするのか? 自分をそこまで動かしてるのは何なのか? って考えたら、それはやっぱりmax matsuuraだと思うし
。だから、自分も含め、他の人間がプロデュースする浜崎あゆみには、Ayuは 興味がないんだよね。
そんな言葉を言ってもらって、きっと、max matsuura氏はプロデューサー冥利につきるんだろうね。では、最後にアルバム・リリース後、2000 年はどんなスケジュールになってるの?
A:アルバムを出してからは、また始まりっていう感じで、シングルを何枚かリリースする予定。それからは
。う ~ん、きっと何か
あると思う(笑)。
意味シンな何か
だね。
A:うん。でもそれはまだ秘密。
PHOTOGRAPHY:Toru Kumazawa
INTERVIEW:Kazuki Okabe
1:「Introduction」
(作曲・編曲:HΛL)
2:「Fly high」
(作曲:D・A・I/編曲:HΛL)
この「Fly high」には、Ayuのラップ!! が入ってる。きっと雑誌とかに浜崎あゆみ、ラップに挑戦 !!みたいな感じで書かれるんだろうな(笑)。最初、その部分は間奏にしようと思ったんだけど、作曲をし てくれた長尾さんの、デモ・テープに仮で入っていた英語ラップがスゴク良くて、自然とその英語ラップの所 はAyuが書いたラップ詞にしようって話になった。でも、いざ書こうと思ったら、書けなくて
。ずっと悩 んでた。いつも書いてる詞とはちがうから難しくてね。それに、何も知らないのに自分の薄い知識だけで、韻を 踏むようなモノを書くのは、スゴクいやだった。だから、Ayuの独り言みたいな感じにしてみた。聴く人によ ってはラップには聴こえないのかもしれないけど、歌ってないAyuの声も聴いてほしい、聴かせてあげたい、 そう思ってつくったんですよ。
3:「Trauma」
(作曲:D・A・I/編曲:鈴木直人、D・A・I)
「Trauma」は、「A」の4曲の中で最も詞が書けずに悩んだ曲。CM用にサビを書いた時には、前向き でカワイらしく跳ねた感じが上手く表現出来たんだけど、全編を書く時にはなかなか同じ気分になれなくて
。詞も浮かんで来ないし、集中も出来なくなってた。そんな時、今回はこういうことを伝えたい。でも、心 の中にはこんなモヤモヤがあるって、Ayuが今、感じていることや書けずに悩んでいるありのままの姿を出 そうって思ったの。残酷とか狂気とか、それまでAyuが使わなかった言葉たちは、もっとやわらかい表現にし ようとか、別のわかりやすい言葉に置き換えた方がいいんじゃないか? っていろいろ考えたんだけど、今の正直な自分の気持ちを伝えるためには、この言葉の方がいいと思ったから、 あえてそのまま使ってます。
4:「And Then」
(作曲:星野靖彦/編曲:菊地圭介)
例えば、工事中・建設中のビル。そういった誰が見ても未完成なモノではなく、自分にしかわからない、まだ 出来上がっていないモノ。他人からは、すでに完成形に見えたりするモノでも、その当事者の中では、まだ完成 に至らないコトやモノ。「And Then」でAyuはそれを表現した。
「TO BE」に出てくるいびつや「And Then」の不完全。Ayuはきっとそういう言葉を愛する傾向があるんだと思う。詞の書き方としては、 もちろん真剣に書いてはいるんだけど、真面目にふざけてるって感じ。なんて言いながら la la la...の部分は、Ayu流の真面目な遊び。あと、これは、気がつかない人も多いかもしれないけど、 いつまでも同じ様なところにはいられないっていう歌詞は、ファースト・アルバム『A Song for ΧΧ』に入っている曲の、どこかに出てくるよ。
5:「immature<Album Version>」
(作曲:菊池一仁/編曲:HΛL)
「And Then」と同じ日に詞を書いた「immature」(<人として>未熟という意味)。これは、ファースト ・アルバムのころすでにあった曲で、ファーストに入れようか迷ったこともあったし、その後、シングル・カッ トをしようという話も出た曲。今回やっと世に発表することが出来たんだけど、誕生した時から1年以上の長い 歴史がある作品だから、当時のイメージが強くて、新たに詞を書くのがスゴク大変だった。同じ日に書いた「A nd Then」とはテーマも一緒なんだけど、この「immature」はどっちかっていうと、メジャーで明るい 感じの曲。不完全なことに対してスゴク純粋に真剣に向かい合ってる姿を描いた作品。一方の「A nd Then」は、マイナーな曲調で、不完全なことに対して、冷めた目で見ている自分を表現してます。
6:「Boys & Girls」
(作曲:D・A・I/編曲:鈴木直人、D・A・I) Ayuにとって初のマキシ・シングル。こ の「Boys & Girls」でAyuを知った人も多いんじゃないかな? 通常シングルのジャケットはスタジオで撮影することが多いんだけど、12センチの正方形であるこの作品は、 正方形でなければ表現出来ない写真・デザインにしようということで、なぜか、似合わない海(笑)で撮影 した。
このころは、仕事やプライベートで、いつもスゴク難しい顔をしてたと思う。「Boys & Girls」がAyuにとっての転機になるのがわかっていたから、どうしていいかわからなかったし、そんな わからない自分を見られないためにもバリアを張ったりしてた。でも、そのころは自分がそんな難しい顔をして るんだって、まったく感じてなかった。今は
以前振り返ってそう思えるってことは、きっと、自然と穏やかな 顔をしてるんじゃないかなと思えるけどね
7:「TO BE」
(作曲:D・A・I/編曲:鈴木直人、D・A・I)
今やDo As Infinityとしてデビューを果たした長尾さんに書いてもらった初めての曲。長尾さんの第1印象は、 大きな壁(乗り越えられない大きな壁ではなくて、ホントに見た目がデカイという意味。ゴメンナサイ、 長尾さん(笑))。
「TO BE」はコーラスが、今までのシングルよりも厚い音で入ってたんだけど、みんなは気が付いた? あと、「TO BE」のころは、当時Ayuの中でブームだった、70年代っぽい雰囲気の衣装で、頭にスカーフを巻いて歌番 組に出演することが多かったな。
8:「End roll」
(作曲:D・A・I/編曲:鈴木直人、D・A・I)
Ayuは、映画の結末を知ってしまうのがコワくて、エンディングまで観ることが出来ずに、いつも途中で映 画館を出ちゃう。ホントは(エンディングまで)見たいんだけど、こうだと思っておきたい、自分がイメージし た結末のままでいたい、っていう気持ちが強くて
。って、書くとカッコいいんだけど、ホントは、最後までい ると出口が混むなとか、明るくなっちゃうとか、しょうもないことを気にしてる。素直じゃないね(笑)。でも 、それが、とても今のAyuを象徴してると思った。いつもどこか強がっていて不器用。ホントはやりたいこと があるのに、しょうもないことを気にして、肝心なことが出来ずにいる自分。「End roll」には、そんなAyuがいつの日か映画の最後に流れるエンド・ロールを観れるようになれたらと いう願いも込めています。
9:「P.S II」
(作曲:桑原秀明/編曲:HΛL)
この「P.S II」は、ファースト・アルバムに入ってた「POWDER SNOW」の続編。ファースト・アルバムをリリースした後、「LOVE~Destiny~」や「TO BE」からAyuを好きになってくれた人は、まず、この曲を聴いてから「POWDER SNOW」を聴くっていう順番かもね。デビュー当時からずっと応援してくれてきた人たちには、Ayuとの 暗号のような位置づけの曲になってくれればいいなと思ってつくった。静かな「POWDER SNOW」に対して激しい「P.S II」。サウンド的には完全に別物の2作品を聴き比べてほしいな。
感謝する気持ちを、そのままの言葉で表現するんじゃなくて、一番近い別の言葉に置き換える。そんな所も今 年のAyuを象徴してるんですよ。
10:「WHATEVER<Dub's 1999 Club Remix>」
(作曲:菊池一仁/編曲:宮崎"D・M・X" 泉)
これは、'99年最初のシングル。<Version M>というリミックス・ヴァージョンを1曲目に収録した、今までのAyuの作品とは少しちがったアプローチ をした作品。初めはオリジナルの<Version J>が1曲目で、そのリミックスの<Version M>を2曲目に収録する予定だったけど、上がってきたリミックスを聴いてみたら、オリジナルに負けないくら い良くて、特に、凍えそうで目を閉じてたのたのリフレインは、当時のAyuにとって斬新だった。リ ミックス・ヴァージョンを1曲目に入れることは、みんなが受け入れてくれないんじゃないか? っていう不安もあったんだけど、予想以上に好評で良かったなって思ってます。
11:「too late」
(作曲:D・A・I/編曲:鈴木直人、D・A・I)
「too late」と「End roll」。この2曲は、Ayuが表現したい世界や使いたい言葉に合ったイメージの楽曲を選ぶ、といういつ もとは逆の手法でつくりました。いわゆる、詞先ってやつ。too lateは直訳すると遅すぎるで、悪い意味にとられることが多いけど、今回は何かに間に合わなかった としても、人は歩いた分だけ、時間が経過した分だけ経験をしているし、状況や環境も変わってる。間に合わな かったこと、遅すぎたことが、結果的に良い場合もあるし、その後、可能性が広がることもあると思う。もちろ ん、何もしないでただ待ってるだけじゃダメだけど
。Ayuが感じた、いい意味での遅すぎること、スピ ード感あふれるこの曲には、そんな思いを込めてます。
12:「appears<Album Version>」
(作曲:菊池一仁/編曲:HΛL)
歌う前に、歌詞を確認しなくて済むぐらい頭に入っている作品(笑)。今までのAyuの作品には、私や あなた、君といった主人公が登場して、彼らの揺れ動く気持ちや今こう思ってます、といった心の内 側を歌うことが多かったんだけど、この「appears」では初めて恋人達っていう言葉が出てくる。 一見幸せそうに見える恋人達が過ごす、ごく当たり前の日常。それを遠くから第三者的に見ている感じ。ちなみ に30万枚限定のマキシ・シングル「appears」は、このアルバムに収録されているのとは別ヴァージョ ンだよ。 あと、キスって言葉を使ったのも初めて。プロモーション・ビデオの撮影で歌った時はスゴク 照れたね(笑)。だから、歌番組で「appears」を歌っていたら
要注目。
13:「monochrome」
(作曲:D・A・I/編曲:鈴木直人、D・A・I)
「monochrome」は、おとぎ話をテーマに書いた曲。子供のころAyuは、お姫様はカッコいい 王子様と結ばれていいなぁ、と思ってた。でも、大人になった今は、きっと、そんなにうらやましいことばかり じゃないだろうし、それはそれで大変だろうなと思うんです。キレイなドレスを着れたり、美味しいモノを食べ れたりすることがお姫様にとって幸せなことだったのかな? って
。楽しくて悲しくてそして優しいストーリー。それが、今、Ayuが抱いているおとぎ話のイメージ 。いろんなモノを手に入れることは出来たけど、その分、失うモノももちろん多い、みたいな感じ 。
14:「Interlude」
(作曲・編曲:鈴木直人)
15:「LOVE~refrain~」
(作曲:TSUNKU/編曲:鈴木直人)
これまで、Ayuは「LOVE~Destiny~」に対して、自分の曲なんだけど、どこか完全に自分の曲 になりきっていない、そんなイメージを持ってた。でも、今回「LOVE~refrain~」をつくり上げる ことが出来て、やっと「LOVE~Destiny~」を自分の曲なんだって自信を持って思えるようになった し、冷静に受け入れることが出来た気がする。
実は、この「LOVE~refrain~」は、「LOVE~Destiny~」が生まれる前からあって、 Ayuが思うLOVE(愛)や、つんくさんの曲から受けたイメージで書いたものなんだよね。
あと、この曲はアルバムの中で最後に歌入れをした作品で、レコーディングはニューヨークでやった。いつも とはちがう環境や空気。ただそれだけのことなのかもしれないけど、「LOVE~Destiny~」の時とは またちがった形で、強い感じの「LOVE~refrain~」になったと思う。
16:「Who...」
(作曲:菊池一仁/編曲:鈴木直人)
愛なのか愛じゃないのか? 同情なのか慣れ合いなのか? そういう自分が抱いたテーマに対しての最終的なまとめ、答えみたいな感じで書いたのがこの曲。Whoの 後に...とピリオドを付けたのは、言い切った感じにしたくなかったから。日本語で言うとう~ん
みたいな感じ? はっきりしてない所を表現したかった。それと、Aなんだけど、実はAじゃないかもしれない、そういう意 味合いも含ませてる。
あと、最後に。最後のようで、最後じゃないappears(笑)。これはAyuからみんなへのメッセージ 。その意味はきっと30秒後にわかります
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